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―私たちのゴンドラが下まで到着すると、私とノボリさんは煙が立ちのぼっている方へ走って向かった。
辿り着いた先は...遊園地内にあるお化け屋敷。
あ「＿＿＿お化け屋敷が火事になってる。」
「＿＿＿ただいま消防隊がこちらに向かってます！お客様は危ないのでこれ以上近づかないで！！」
ノ「＿＿＿A様、近づいては危険です。
一旦ここから離れた方が...」
あ「＿＿＿そうですね。」
ノボリさんにそう言われ、私とノボリさんはその場を離れようとした。
「＿＿＿僕！ダメだよ、これ以上近づいちゃ。」
「でも、僕のイーブイがまだ中に...！」
あ「え...」
後ろを振り返ると、一人の小さな男の子が建物内に入ろうとしているのだろうか？
スタッフさんが男の子を必死で止めている。
「早く助けないと！！イーブイが死んじゃう！！」
あ「＿＿＿。」
ノ「...A様？」
私はその男の子の方へ歩み寄った。
あ「＿＿＿僕、君のポケモンがこの中にいるの？」
「う、うん...イーブイと一緒にお化け屋敷に入ったらいきなり火事になって...
みんなと一緒に逃げたんだけど、イーブイが...イーブイがいなくて...」
あ「＿＿＿。」
イーブイが、この中に...
私は火事になっている建物の方を振り返る。
＿＿＿助けないと、死んでしまう！
あ「＿＿＿出てきて、マンタイン！！」
＿＿＿ポーンッ
「ン―ッ！」
私はモンスターボールからマンタインを出した。
あ「マンタイン、私に水をかけて！」
「ン―ッ？？」
あ「お願い、早く！」
「ン、ン―ッ！」
＿＿＿ザバーッ
マンタインは私の指示に戸惑うも、私の頭から水をかけた。
あ「＿＿＿よし、じゃあマンタイン。
みんなと一緒に消火活動を手伝ってちょうだい！」
「ン―ッ！」
ノ「A様！」
ノボリさんは私の腕を掴む。
ノ「一体...何をなさるつもりで？」
あ「＿＿＿イーブイを助けに行く。」
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紗也(#°v°#)(プロフ) - こーんすたーちさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでいただけて嬉しいです(*´∀｀*)お盆明け頃に番外編作成予定なのでぜひまた遊びに来てください♪ (2022年8月10日 23時) (
レス) @page31 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
こーんすたーち(プロフ) - 完走おめでとうございます！数日前から追っていた者です。とっっても、とっっっっても素晴らしいお話をありがとうございます！！！ (2022年8月10日 19時) (レス) @page32 id: 681b311940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月7日 19時
