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−Aside−
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―私は二人に悩み事を話した。
私はあの時助けてくれたお兄ちゃんに会うためにライモンシティに来たはずなのに...
ノボリさんに出会ってから、彼のことが気になることを。
ノボリさんは初めて出会った時からこんな私に本当に親切にしてくれて、
ノボリさんのおかげでクダリさんやカミツレさんに出会えて...
感謝してもしきれない。
そしてなぜか彼といると、安らぎを感じるようになった。
彼といると心が落ち着くこと、癒されること。
だからこそ、最近ノボリさんとの間に距離を感じることがすごく辛いと...
二人に話した。
カ「＿＿＿そっか、辛かったね。Aちゃん。」
ク「心が安らぐ、癒される...か。
それってノボリ兄さんのこと、好きってことじゃないの...？」
あ「え...」
＿＿＿私がノボリさんを...好き？
私はあの時助けてくれたお兄ちゃんのことが好きなはずなのに...
これじゃあ二股みたい...
あ「＿＿＿分からない、分からないけど...もしそうだとしたら私最低だ。
こんな私なんか...ノボリさんも距離、取りたくなっちゃうよね...」
私は苦笑いを浮かべた。
カ「＿＿＿。」
＿＿＿ぎゅっ
すると隣に座っていたカミツレさんが、ぎゅっと私を優しく抱きしめた。
カ「そんなことないよ、Aちゃん。」
あ「カミツレさん...」
カ「あなたも戸惑っているんでしょう？初恋の人をずっと好きだったはずなのに、ノボリのことを気にして...
こんな自分、最低だって思ってるんでしょう？」
あ「＿＿＿。」
カ「＿＿＿なっていいの、たくさんの人と出会って色んな感情を抱くものだもの。
最低じゃないわ。
だから、なっていいの。そういう気持ちに...」
ク「そうだよ。いろんな人と出会って、いろんな人を思うことって素敵なことだと思う。
誰かを思えるって、いいことだと思うから。
だから、最低じゃないよA。」
カミツレさんとクダリさんは私にそう言ってくれた。
優しい笑みを浮かべて。
あ「＿＿＿ありがとう、ありがとうございます。二人とも...
心配かけてごめんなさい。」
私は二人の思いが嬉しくて、思わず涙が溢れる。
＿＿＿ちゃんと向き合いたい、自分自身の気持ちにも。
ノボリさんとも...ちゃんと向き合いたい。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» コメントありがとうございます！ここまで読んでいただけて凄く嬉しいです！ありがとうございます(*´∀`)♪あたしも87話はお気に入りのシーンです！！ (2022年8月21日 7時) (
レス) @page28 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 追記、87話めっっちゃ良かったです!!(〃∇〃) (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 紗也様こんばんわ(^^)夢中になり二章の途中から、三章まで一気に読んでしまいました…!!あと少しで最終だと思うとかなり辛たんです(ﾉД`)ｼｸｼｸ でも楽しみにしてます!笑 (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月1日 10時
