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−カミツレ・クダリside−
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―カ・ク「＿＿＿え、お祭りの日本当に何もなかった！？」
あ「は、はい...ただ二人で屋台を回って、フィナーレのランタンを見ただけで。」
カ「な、何よそれ...」
何もなかったのに二人がぎこちない雰囲気にって...絶対おかしいわよ。
ノボリ兄さんと何もなかった...じゃあ、なんで...
カ「＿＿＿ノボリにはその日何か言われたりしたの？」
あ「え、えっと...話すと恥ずかしいんですけど...その日の私のこと、直視できないほど綺麗だって。」
ク「＿＿＿ああ、なるほどね。」
カ「そう言うこと...」
あの日のAちゃん/A可愛かったからなぁ...
ノボリ兄さんが彼女のことを好きって気づくのも無理ないか...
あ「ちょ、二人で納得しないでください！どういうことですか？」
ク「あ、ああ...いいんだよ、Aはそこ知らなくても。」
カ「＿＿＿ねぇ、ずっと気になってたことがあるの。Aちゃんは好きな人...いるの？」
お！！カミツレちゃん、よくぞ聞いてくれた！！
あ「あ、あのえっと...実は、いるにはいるんですが＿＿＿。」
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＿＿＿Aは幼い頃にあった思い出の話をしてくれた。
家族でイッシュ地方に旅行をして、ライモンシティにも来ていたこと。
その時に地下鉄で火災が起きて、Aとイーブイが逃げ遅れてしまったこと。
そして、そこである駅員に助けられたこと。
その当時、Aは幼かったからその駅員の顔をあまり良く覚えていないらしいけど、すごく紳士的で優しい人だったと。
Aは僕たちに教えてくれた。
その時の火災、僕も覚えていた。
カ「その人に初恋か...素敵ね。あ、そうだ。その人のパートナーのポケモンって覚えてる？」
あ「えっと...確かランプラーって言ってたような。」
ク「ランプラー...」
＿＿＿その当時駅員で、ランプラーを連れてる人って...
...それって確実にノボリ/ノボリ兄さんなのでは...？？？
＿＿＿これって、私たちが伝えていいことなのかしら？
＿＿＿これって僕たちが伝えていいことなのかな？
なんだか、もどかしいな...知らないうちに二人は両想いなのに...！悔しいけど！！
教えてあげたいけど、教えちゃいけない気がするわね...
あ「＿＿＿初恋がそのお兄さんのはずだったんですけど、なんだか最近...自分自身でも分からなくなってきたんです。」
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紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» コメントありがとうございます！ここまで読んでいただけて凄く嬉しいです！ありがとうございます(*´∀`)♪あたしも87話はお気に入りのシーンです！！ (2022年8月21日 7時) (
レス) @page28 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 追記、87話めっっちゃ良かったです!!(〃∇〃) (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 紗也様こんばんわ(^^)夢中になり二章の途中から、三章まで一気に読んでしまいました…!!あと少しで最終だと思うとかなり辛たんです(ﾉД`)ｼｸｼｸ でも楽しみにしてます!笑 (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月1日 10時
