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治くんと仲直り？してから数日後。
「今日もAちゃんの食いっぷりは見てて気持ちええなあ…！！」
休み時間に売店で買ったチーズケーキを食べていたあたしのおやつタイムを邪魔してきたのは侑くんだった。
あたしの友達はあたしがおやつタイムに入ると気遣って近寄ってこないのに、この能天気馬鹿な男はズカズカとあたしのテリトリーに入ってきやがる。神経図太すぎてそろそろウザイ。
「……」
「でも不思議やなあ、たくさん食べとんのになんで太らんの？どこに蓄えとんねん」
「……」
「あ、胸か！Aちゃん胸でかいもんな！」
「テメェマジでぶっ〇すぞ」
「素直やないな〜」
なんだこいつ、メンタル強くなってないか。つーかあたしの胸見たことないだろ、変態か！！！
「そんな素直やないAちゃんに、プレゼント」
「なに、パミチキ無料券！？」
「ちゃうわ。宮家への招待券やで！！」
「は？ステー〇宮？」
「ステーキちゃうわ！一旦食から離れてくれへん！？俺んちのことや！」
侑くんち？ということは……
「お、治くん家ってこと！？」
「おん。いやな、今日親の結婚記念日やねん。で、こないだ商店街の抽選でサムが温泉旅行のペアチケット当てたんやけど、せっかくやから結婚記念日に行ってきーやておとんとおかんに譲ったんや」
「サラッといい話すんな」
「やけど今日から明日の夕方まで旅行行っとるから、俺とサムの2人やねん。でも、俺らご飯作れへんのや…やから、Aちゃん作ってくれへん！？」
「断る」
「なんでや！？」
なんでもなにも。
「……治くんの家に行くとか、緊張するわ！！」
異性の、ましてや好きな人の家にお邪魔するなんて経験したことがないし、想像するだけで緊張してしにそうだ。それに、あたしが作ったご飯を治くんが食べる！？そんな新婚みたいなこと、学生のうちにできるわけないじゃん！馬鹿なの！？
「頼むや！ほ、ほな、サムだけやないで、俺の家でもある！やから緊張せえへんだろ？」
「……言われてみれば。治くんじゃなくて、侑くんの家だと思えば行けるかも」
「なんや失礼やけど来てくれんならええわ。ほな、今日よろしくな！食費は出すで！」
「てかなんであたし？」
「Aちゃん料理得意なんやってな、サムから聞いたで」
確かに治くんに言った記憶はあるけど、侑くんにあたしの話してたんだ……ちょっと、いや、かなり嬉しい。
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治 - ↓ツム…、、ありがとな (11月8日 19時) (
レス) @page47 id: 804a1b86af (このIDを非表示/違反報告)
侑(プロフ) - めちゃくちゃいい作品に出会ってしまいました、、サム、、永遠に食と夢主と幸せでおってくれ、、、！！！ (2023年2月18日 17時) (レス) @page47 id: 8afc6fd8a6 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - ………………可愛ええなぁ……この2人…………欲しいわ←お巡りさんこいつです (2021年9月12日 6時) (レス) id: a9954d5378 (このIDを非表示/違反報告)
どろっぷ - すごくおもしろかったです。治、かわいい… (2020年10月19日 16時) (レス) id: dcfe57966e (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ味のブドウ - めっちゃ面白いかったです！！！ニヤニヤしちゃいましたw 完結おめでとうございます！今日読みましたがw 大好きですｯｯｯｯｯ (2020年10月11日 20時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーち | 作成日時：2020年7月5日 15時
