看病 ページ33
ある日、ゾムは自室でこれから彼女とどのように関係を発展させようか悩んでいた。ゾムは彼女と結婚する事を視野に入れて真剣に付き合いたいと思っている。ゾムだって男だ。あんな事やそんな事したいに決まっている。しかし、彼女を傷つけたくないという気持ちの方がが勝る。
ゾ「どないしよ…」
なんだか頭がクラクラしてきた。今日は早く寝ようと思い、ゾムは早めに就寝した。
………遅い。
時刻は昼下がり、いつものように部隊の訓練を行っていた時。副隊長であるAは午後には様子を見に来ると言った隊長であるゾムが来ない事が気になっていた。スケジュールはきちんと伝えたしあの方は遅刻するような人ではない。どうしたのだろうか。もしかして、書類に追われているのだろうかとAは考えを巡らす。すると、ふと思い出した。確か今日は朝、昼とも食堂で見かけなかったのを思い出した。何事もなければ食堂で見かけるのだが今日は1度も見ていない。廊下を歩いていてもはち会うことも無かった。
______何かあったのだろうか………。
Aは隊長の様子を見に行くため、小隊長に残りの訓練メニューが書かれた用紙を渡し全て終わり次第解散しても良いと伝えた。
幹部の一員には、王城内に水場付きで部屋が与えられている。その一室、ゾムの部屋のドアをノックする。
コンコンコン
………返事は無し。いないのだろうか。
『入るよ』
ガチャりと王宮風に装飾されたきれいなドアを開けてみると、目の前にはうつ伏せで倒れているゾムの姿があった。
Aは驚いたが取り乱すことなく冷静にゾムの様子を観察する。見たところ死んでいるわけではなくて安心したが、顔が火照っていて息が上がり苦しそうだった。
『ゾム！？大丈夫！？』
と言いAはゾムを揺さぶる。すると、目が覚めたらしくうぅんと呻き声を上げ、上体を起こす。それだけでも辛いらしくAは手伝う。Aはそのままゾムのおでこに手を当てると案の定熱かった。これは……
『すごい熱……』
と伝えると、言われた本人はぼうっとしていてとてもだるそうだ。Aは早急にゾムをベットに寝かせる。
『まずはしんぺい神に伝えに行かないと』
と言ってAは踵を返し部屋を出ようとしたところくんっと袖を引っ張られた。
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雪だるま(プロフ) - 傘お化けさん» コメントありがとうございます！ゾムさんは推しますよもうしんどい。続編、新作を待っていただける読者さんの声を聞けて大変嬉しい限りです。長い間待たせるかもしれませんが新しい作品が作れるよう努めてまいります。最後までお付き合いありがとうございました！！ (2018年7月19日 23時) (
レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
傘お化け(プロフ) - コメント失礼します！私もゾムニキ最推しでゾムのお話ばっかり書いています。完結、おめでとうございます！続編が出たら読ませていただきます！もちろん、新作の場合も読みます！これからも頑張ってください (2018年7月19日 23時) (レス) id: 4b6ec1c8eb (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま(プロフ) - ぺんぺけさん» コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて大変励みになります！毎日投稿頑張るんで楽しみにしててください。 (2018年7月3日 11時) (レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺけ - コメント失礼します。夢主さんとzｍさんの関係いいですね！好きです、これからも頑張ってください！ (2018年6月30日 12時) (レス) id: 84b17b0d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2018年6月24日 1時
