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「まだ朝は寒いよねー。」
体育館に着いたのは５時過ぎ頃。
昨日の大地に勝負してくれと言った後、今週の土曜に３対３が行われることになった。
その勝負で負ければ影山は３年が引退するまでセッターとしての起用はない。
体育館での練習もできない彼らを救ったのは、田中だった。
明日の朝練の時間をわざとらしく聞き、鍵の管理を申し出ることでこの練習が実施されることになったのだ。
まあ、本当にやるか分からないから勘で来たけど…
キュッキュッと聞こえるシューズが床を蹴る音が聞こえる。
ぶっちゃけると今日の早起きは本当にキツかったけれど、どうやら私の勘は当たっていたようです。
本当にこんな早くからやるのね……
毎日様子を見にこれるかは自信はない。
そんな絶望感に包まれながら、体育館へ入ろうとしたところを、誰かに肩を叩かれた。
「Aおはよ！」
「スガ！おはよう〜！眠いねえ、眠いねえ…」
「あはは！本当眠そうだなお前！
ちょっと寝とくか？俺の肩貸したるぞ？ん？」
「ふふ、ありがとう！大丈夫だよ」
笑って腕を広げて待っている彼には早朝から和まされた。
感謝の気持ちを述べ、秘密の特訓だと思っているであろう３人を驚かせに体育館へと足を踏み入れた。
「おース」「おはよー」
「な、なんで、スガさんとAさんが！
まさか大地さんも？？」
「だってお前明らかにヘンだったじゃん
いつも遅刻ギリギリなくせに鍵の管理申し出ちゃったりしてさァ」
「大丈夫、大地は知らないよ」
「うぬぉあ…」
スガの言葉に頭を抱える田中。
それを見守る１年２人。
「さ！７時まで限られた時間しかないよ！
おにぎり作ってきたから、ちょっと早めに終わってエネルギーチャージして朝練をしよ！」
「「A(さん)………！」」
「「あざーーーーす！！！」」
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ゆう(プロフ) - つーぼさん» コメントありがとうございます！！予想大正解です！これからも色々予想しながら楽しんでもらえるように頑張って書いていきます！ (2020年8月12日 17時) (
レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - この展開好きすぎる私予想が着いた1年間東京にいた私は音駒の誰かと知り合いです。的なやつぅ？！ (2020年8月12日 8時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！！楽しんでいただけるようなお話書けるように頑張ります！ (2020年8月11日 17時) (レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新楽しみにしてます、！！ (2020年8月11日 15時) (レス) id: 807814b20a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 一樺さん» わあ！嬉しい！！ありがとうございます！ (2020年8月11日 13時) (レス) id: 9433685385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年8月2日 23時
