僕らの時間と夢の国 ページ38
その後はいろいろな乗り物をまわりながら
写真も沢山撮り
まるでカップルかのような時間を過ごした
1番最初からあの乗り物に乗せたAヌナには
驚いたけれど…
やっぱりこういった時間を一緒に過ごすと
Aヌナも普通の女の子なんだと実感する
はじめてAヌナと会った日
俺はダンスを練習室で踊っていた
曲が終わりふと振り向くと
綺麗な目をさせた綺麗な女の子が立っていた
あーこの子がメンバー唯一の女の子か
彼女の目を引くような存在感に
すぐそう思った
HS「あ、A?よろしくね!」
そう言うとその子は顔を真っ赤にさせながら
『ホソクさんですよね!よろしくです!』
と頭を下げてきた
そんな姿が可愛くて
俺の心が速いビートを刻んでいたのは
俺しか知らない
その後、ユンギヒョンに
歳上だということを知らされて
必死に謝った時も心のビートは速かったけどねw
そんなことを思い出しながら
隣のAヌナを見ると
真剣な表情でカトクを見ていた
HS「どうしたの?Aヌナ」
『大変だよホソク…マネヒョンにバレた…』
そう言って俺に携帯を見せてくるAヌナ
そこにはマネヒョンのお説教メッセージと
SNSのスクショが載せられていた
それは先程に俺がAヌナに騙されて乗せられた
スプラッシュマウンテンの写真
『プライベートでもモニターでわざわざ写真の確認なんてしたくない』
Aヌナがそんな男前なこと言うから
そういえばそのモニターは確認せずに
真っ直ぐ出口へ向かったな…
あれ?でもこの写真…
後ろの列のこの3人って…
『てことで私達5人はマネヒョンからのお説教が待ってるから帰るよ』
HS「5人?」
『テヒョーン!!』
TH「はーい!!!」
JM「ちょ、テヒョン!?」
JK「なんだーAヌナいつからわかってたんですか?」
『最初からよ…』
HS「え、お前らいたの!?」
JM「ホソギヒョン全く気づいてなかったんですね…」
こうしてナムジュンが部屋に携帯を忘れたせいで
マネヒョンにもカトク画面が見られてバレてしまい
私達は昼過ぎには帰宅を余儀なくされ
帰ってから説教をされました
まあ、ちょっとは楽しめたからいいか!
【Aヌナと一緒にディズニーランドに行ってくるわ!】
【ちょっとホソクと出かけてくる!】
【出かけてきます】
【ジョングクとテヒョンと一緒にいます】
【Aヌナのスパイごっこしてきます!】
MH「…あいつら」
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作者名:雅 | 作成日時:2020年2月2日 22時