BTS 僕らのたった一人のヌナ (ページ28)

今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:344,658 hit

私の汗ページ28

それから私達は

全体の撮影をした

MVの冒頭となる

みんなで美術館の様な館内を歩くシーン

私は白のブラウスに

黒のスカートにストッキング

そして黒い革靴を履いている

ジミンが先頭で歩いてくる端の白い像から

ひょこっと顔を出し

小さな自転車に乗ったユンギの後ろから

連なって歩いてくる1番端にいるテヒョンに

手を引っ張られて一緒に歩く

そして最後にジンオッパが絵を眺めるのを

後ろから心配そうに壁にもたれながら

見つめる

まあ、ここはいつものような雰囲気だから

みんなでスムーズに撮影を終えた

がしかし

問題はここからの個人シーン撮影…

メンバー達のシーンをみながらも

だんだんと迫ってくる自分のシーンを

恐ろしく待っていた…

TH「Aヌナ！もう少しですね！僕らの出番！」

そう、私がこんなにも怖がってるのは

今回の撮影

私とテヒョンでセットの撮影が多いのだ

私とテヒョンは対立した存在として

描かれているからだ

『あ、あのさ…くれぐれもお手柔らかにお願いね…』

TH「え？何が？」

『いや…だからあの…落ちるところ…』

TH「あー！！任せて！！！」

いや…心配…

すごく心配…

SG「それよりもお前は重要なシーンあるだろう」

HS「Aヌナ…目薬用意しておきますか？」

『…水が爆発するシーンでビビって何度も取り直してたやつに馬鹿にされたくない…』

HS「ちょ…Aヌナー！怒らないでくださいよー」

JK「いや…それよりも面白かったのはジミニヒョンの目隠し…笑」

SG「いや、あれは俺も辛かった…目の前で目隠しを真剣な顔でするから…笑」

JM「本当ですよ！ユンギヒョンが笑うからそれで何回か取り直したんですから！笑」

NM「おーいそこの2人出番だぞー！」

『ひっ！』

私…生きて帰れるのだろうか…

TH「はーいいきまーす！！！」

そう言いながら私の手を引っ張り

走るテヒョン

SG「あいつ…この世の終わりのような顔してるな」

NM「まあーあの撮影は怖いですよね…」

JN「俺だったら絶対嫌だもん…」

HS「僕もです…」

JM「Aヌナとテヒョン大丈夫かな…」

JK「あー代われるなら僕がやりたいですもんテヒョニヒョンの役…もうさっきの撮影でつられてて腰痛いです…」

JM「お疲れ様ジョングク…」