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大喧嘩TH ページ20

『え…何やってるの?』



お風呂上がりのAヌナがリビングに来た



TH「Aヌナ待ってたんだよ!」



笑顔でそういうと



『早く寝なよ…』



そう冷たく返されたから



あーまだ喧嘩中なんだなーって察した



早く寝なと言いながらも



僕の隣に座るAヌナ



僕はAヌナを見つめ



水を口に含んでるAヌナに向かって



TH「Aヌナ…ごめんなさいははやくした方がいいよ!」



そういうと激しく咳き込みはじめた



そのAヌナの背中をさすると



『テヒョンの言葉はいつもドストレートね笑』



と少し寂しそうな笑顔を見せて言った







それからAヌナは



独り言のように



今日の出来事を話し始めた






途中、途中で眠たくなりかけたけど



大まかな内容は理解した






まあ…ユンギヒョンが怒るのも無理はない



Aヌナは優しいが故に



基本的に無防備なんだ



今だってほら



お風呂上がりだし




こんな時間なのに



僕の横に座って



コロコロと表情を変えて話をする







そりゃあ僕はメンバーだし



Aヌナの弟かもしれないけど



一応、僕も男だよ?





そう言いたくなる





そんな気持ちを隠しながらも





Aヌナに声をかける





TH「まあ、Aヌナもはやくユンギヒョンと仲直りしたいと思うし…もう少しだけここにいたら?」



『…うん、ユンギ来るかな』




来るよ




だってちょっと前から



そこの扉の奥の影が動いているからね




悩み事があって寝れない時に



Aヌナが決まってリビングにいるのは




ユンギヒョンだってよく知ってるよ




TH「じゃあ僕はそろそろ行くね」



そう言って立ちあがり



Aヌナに伝えると



少し気持ちが楽になったのだろう



一輪の花が咲くような笑顔で



『テヒョン、ありがとう』



そうお礼を言われた









あーそういうところだよ



やっぱりAヌナの無防備さは心配だなぁ




そう思いながら




TH「うん、おやすみ…」




そう言ってAヌナの額にキスを落とし




部屋を出ていった








扉にいたのはやっぱりユンギヒョンだった



TH「ヒョン…盗み聞きはダメですよ笑」


そういうとユンギヒョンは


SG「…悪いな」




そう一言だけ呟いた




TH「はやく仲良くしてくださいね」



SG「あぁ」




そう言って僕は後ろを振り返らずに




自分の部屋に戻って行った

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作者名: | 作成日時:2020年2月2日 22時

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