辛党姫とちょっと残念な7人の小人【BTS】 (ページ33)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:28,628 hit

episode３１ページ33

・

JM「やっぱり皆揃って食べるご飯が1番美味しいね」

SG「Aの手料理が本当に美味しいよ」

『ありがとうございます』

本当に久しぶりの8人での夜ご飯。
今まで一緒に食べれなかったからジニヒョンやユンギヒョンの料理だったり、買ってきたものを食べたりしてもらっていた。

TH「あ、これまだ残ってる？」

『あと3人分くらいはありますよ』

JN「僕も食べたい」

RM「僕もほしいです」

JK「ヌナ！僕にも！」

JH「やー、僕も食べたいよ」

結局、味噌汁3人前を7人で分けて食べていた。
本当に仲がいいなぁこの人たち。

・

・

JM「あー、本当にこうやってゆっくり出来るの久しぶりだね」

JK「ヌナ温かいですー」

『二人共近い。そして重いです』

食事を終えてリビングでくつろぐ時間。
ソファに座っているとグクとジミニヒョンが肩に頭を乗せてきた。
そうしてボーッとテレビを見ていると、ナムジュニヒョンが口を開いた。

RM「A、撮影はどう？」

『それが……』

そうだ。私は今日心の準備ができなくて撮影を早めに切り上げてもらったのだ。
ドラマの初のキスシーン。
ソンユンさんに無理矢理キスされてソンユンを突き飛ばすのだが、考えただけで恥ずかしくなって今日撮影できなかったのだ。

『次の撮影、キスシーンなんです』

言うとまためんどくさいかなとも思ったが、言ってしまった。
そして期待を裏切らないメンバー。
スマホをいじっていたメンバーはスマホを床に落とし、ウトウトしていたメンバーもパッチリ目を開いていた。両サイドにいたグクとジミニヒョンも体を起こして私を見ている。

JN「やー…、ほんとにするんだなぁ」

『やっぱり、ファーストキスは好きな人としたかったです』

私は純粋な気持ちを言った。
そしてこの後私は衝撃の事実を知ることになったのだ。