先祖返りの狐様【呪術廻戦】 (ページ29)

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狐が25匹ページ29

選手交代_
真希先輩がそう言った瞬間

東「いけるか！？虎杖！！」

虎「応！！」

東堂と虎杖が目の前に現れる
何だろう…分からないけど、2人が来たことで安心感がある

伏「やめろ虎杖！！そいつは俺たちでどうこう_」

東「パンダ」

パ「あいよ」

真希先輩はパンダ先輩に担がれている
帳は悟だけの侵入を拒んでおり、他の人には何の問題もなく出入りできるらしい

伏「待て！いくらアンタでも_「伏黒」」

虎「大丈夫」

伏「…！」

そうだよな…
伏黒は1度は虎杖の死を目の前で見ている
これ以上、あんな想いはしたくないだろう

伏「次死んだら殺す！！」

理不尽な矛盾に喉が痛いのに笑いがもれる
めっちゃ痛い
あ、やべ、口からまた血出た

虎「A、お前めっちゃ重症じゃん」

『……(ﾆｺｯ』

ボロボロながらに笑ってみせる
手を出すつもりはない
これは虎杖に必要な戦いだ

でも、東堂が虎杖を見殺ろす可能性があるなら俺が引く訳にはいかない

あくまで安全地帯で待機
何かあったら出る、ボロボロでも壁ぐらいにはなれる

伏黒と真希先輩はパンダ先輩に担がれてどこかへ走り去って行った

俺は距離をとって2人を見る
最低限、自分の身は守れる

そこからは遅いようで早かった__

虎杖の黒閃の覚醒
東堂の不義浮戯

そのコンビが強すぎる
加えて2人ともパワータイプ
一撃が重い

特級でもこれは辛いだろう
最後の決めては特級呪具_

東堂が呪力を上乗せした打撃でも倒せない

『…ﾁｯ……』

燃やすか？
いや、できる限り手は出したくない

『……！！』

この呪力！
領域展開しようとっ…

急いで体を動かして虎杖の近くへ行こうとする

ﾊﾞｼｭｯ

『…！(帳が…)』

帳が上がった
そしてこの呪力…

五「…さて、どこからいこうか」

最強サマが
戦線復活した

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五「え、Aボロボロじゃんw」

『………(ｲﾗｯ(こいつっ…)』