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狐が23匹 ページ27

『全員無事?』


伏黒、棘先輩、加茂さんが揃っている
メンツとしては悪くない


狗「ツナマヨ」


『連絡は一応取りました。俺も焦ってたからあっちにどれほど伝わったかは微妙だけど…』


加「ちょっ…と待て、彼が何を言ってるのか分かるのか?」


なるほど
この人棘先輩が言ってることわからないのか
その状態で交流会で棘先輩と当たったら苦労するだろうに


伏「相手は領域を使うかもしれません。距離をとって五条先生の所まで後退__」


加茂さんの後ろに移動する特級
伏黒のケータイが割られる


狗「動くな」

棘先輩が呪言を使うと特級が止まる
その隙に距離を撮る


加「苅祓」


『狐火!』


ん?
いや、今考えることでは無いんだけど

なんか狐火デカくない…?



加茂さんほ苅祓はダメージが無さそうだが
狐火は効果ありのようだ
草に炎が強いのは何処でも鉄則だもんね


怯んだ所に伏黒が鵺を当て
足を切る
が、固いな


次の狐火を出そうと構える





花「やめなさい、愚かな児等よ」


『!?』


何これ
言ってる音は全く意味が伝わらないのに
脳内に意味だけが流れ込む感じ


伏「気持ちわりぃな…!」



花「私はただ、この星を守りたいだけだ」



…話している時は攻撃を仕掛けて来ないようだ
でも話を聞いている限り、狐火使う俺に恨みありそうなんだけど
火は森を焼き、空気を汚す


『これ俺生きて帰れるかな』


伏「縁起でもないこと言うな、守るんだろ」


『うへぇ…自分を守ることは意識してなかった』



目の前の特級の周りに木が生える
ゾッとする


花「彼らは時間を欲している。人間のいない時間を。死して賢者となりなさい」


『逃げろ!』


木が動きだした瞬間、狐火を当てる
勢いは一旦止まるが、完全に止めはできない


伏「大丈夫ですか、狗巻先輩」


狗「しゃけ」


棘先輩の喉にも着実にダメージが溜まってきている
どこかでこっちに移さないと

加「来るぞ!」


狗「止まれ」


『分かってる!狐火!!』


向かってくる球体に纏まっている枝を棘先輩が止め、それを狐火で焼き付くす
後ろの木の波は止められないが、この球体なら焼ける


加「百斂、穿血」


伏「…!」


本体に傷をつけた!
デカい一撃だ!


加「急げ、どうせすぐ治してくる」


狗「ゴホッ」


『棘先輩、外出たらそれ移すから』

狗「おかか」


『ダメ、喉潰れる』


棘先輩は断固拒否の体制だ


加「言い争っている暇はないぞ!」

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作者名:有無@気ままに更新 | 作成日時:2021年1月9日 21時

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