東方project短編集・弐

映画を一緒に見てみた ページ13

霊夢

「…あいつが犯人かしら…でも、それだと証拠が…」
探偵ものの映画を一緒に見ます。頭はいい方なので、主人公と一緒に画面の外から考えます。最後の主人公と犯人の一騎打ちの場面では、「負けるな！なんとしてでも捕まえるのよ！そこ、左に避ける！」と応援してたり、指導してたりした。




魔理沙

「ゔっ…泣けるなぁ”…グスっ」
感動する映画を見ます。たくさんの人に支持されるだけあって、最後の感動のシーンは魔理沙の涙腺を崩壊させたようです。エンドロールが流れても、しばらくは「あそこなぁ…ああなっていれば…グスっ」と泣いて感想を零していた。




妖夢

「〜〜っ！…見てるこっちも恥ずかしいです///」
恋愛映画を見ます。こういったジャンルの映画は苦手なのか、ちょっとしたものでも顔を赤くします。最終的に、「あわわわ…ボフッ」とクッションに顔を埋めてしばらく動きませんでした。




咲夜

「…私なら、こんなやつ一瞬で片付けられるわ」
貴重な休日をもらい、貴方と一緒にホラー映画を見ます。目に涙が集まり、体を震わせる貴方に対し、咲夜は「こんな映画、現実にあっても全然大丈夫」と言います。もしこんなことがあったら、彼女の元に行って守ってもらいましょう。




早苗

「私がいれば、奇跡の力で…！」
主人公が生き絶えた場面を見て、こう言葉を呟きます。確かにその通りですが、画面の中なのでどうしようもありません。この映画を見た後、彼女はいつもよりも熱心に修行していた。




妹紅

「…なんでこんなもの見てるんだろ…」
某パンのヒーローが活躍するアニメの映画を見ます。「映画見ませんか？」と誘ったところ、「いいね！」と言ってくれたので見せたのに…。感想を求めると、「…まあ、面白かったな。次は違うのを見せてくれ」と言います。次は、某地縛霊のネコが出るの映画でも見せますか。




フラン

「なるほど…だからこいつが犯人なんだ！」
探偵が犯人を突き止め、その推理を明らかにした時、フランが納得したように頷いて言います。こういう系の映画は見ないかと思いましたが、意外と面白かったようで、「続編もあるんですよ！」と言うと、「ほんと！？見る！」と言います。




ルーミア「区切るのだ〜」

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