アンナチュラル〜Another story〜【横暴な彼の素顔】

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久しぶりに星名さんに会いたいなと思って
神倉さんのお願いを引き受けた。
3年経ったけど…まだいるのかな？



廊下から会社の中を覗くと
前よりも髪が短くなった星名さんが見えて
勢いよく扉を開けた



「星名さん！

いるよね？」



ガチャンとドアが閉まると同時に
パッと顔を上げて笑顔でこちらに来てくれる。

星「Aさん！久しぶりだねー
急にいなくなったからびっくりしたよ〜」

久しぶりの再会に嬉しくなってつい
抱きついてしまった


上「ぉぉー！Aちゃん！
久しぶりだね〜
相変わらず星名と仲良いんだから。」


「お久しぶりです
お二人がチャレンジするのに遅いとかないって
応援してくれたので、頑張ってみました」


星「もうあの中に羨ましがらずに入れる？」

星名さんの視線の先には
系含むみんなが何か楽しそうに話していた

「うん！
もうコネなんかじゃない
法医学解剖医として。
ラボで働きます！」


星「じゃあこれからまた会えるね〜
しっかり自信持って

あっちに戻るんだよ！」

星名さんが背中を押してくれて
ラボの方を見ると
系がミコトの頭を小突いてるのが見えた。


「系…あんなことするようになったんだ。」

ん？と聞き直す星名さんに"なんでもない"と伝えると
星「なんでもなくない顔してるよ」

なんて、もーなんで気づくのかな？
わかりやすいのかな…



上「はっはぁーん
やきもちだな。」

ニヤニヤと私を見てくるので

「違います！」
星「違います！」


「え？」
意地になって言った言葉は星名さんと
被ってしまった。

星「ぁあ、なんでもない！
Aちゃんは違うくないでしょ？」

星名さんにまでからかわれて…

「星名さんまでー！
違うもん！
もーこれ、お願いしますね！
帰ります！」


そう言ってドアを閉めた。


系があんなことミコトにするから。。！

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