保健室の誘惑-Ren.N- 1 ページ20
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「せんせー、足首ひねったわ」
『永瀬くん？大丈夫？ちょっと待ってね』
サッカー部のユニフォームを着た永瀬くんが足を引きずりながら保健室に入ってきた。
保冷剤を取り出して渡してあげると、椅子に座った永瀬くんは顔を歪ませながら、足首にそれを当てた。
『病院行った方がいいね。もう今日は部活終わりね？』
「え〜冷やせば治るわ、こんくらい」
『ダメです！顧問の先生に言ってくるから。荷物も預かってくるね』
「ちょっと待って。わかった、今日はもうやらんから。Aちゃんここおって？」
整った顔して甘い声でそんなことを言われるから、思わずドキッとしちゃったけど
いけない、いけない。相手はただの男子高校生なんだから。
『永瀬くん。Aちゃんじゃなくて、先生、でしょ？』
「だって、先生っぽくないやん、Aちゃん」
う…、それは威厳がないってことか。
確かに生徒に名前で呼ばれることもしばしば。
きっとなめられてるんだ、私。
心の中でショックを受けながらも、落ち込んでたらまた先生っぽくないとか言われてしまいそうだから、ぐっと堪える。
『一応、湿布貼っとこうか。これ、自分で貼れる？』
「無理。Aちゃん貼ってや。そういうの普通先生がやるんちゃうの？」
そうなんだけどっ
思春期男子高生の足触るのはあんまりよくないとか思っちゃうじゃん。
『…そうだよね、じゃあ貼るね』
そう言って永瀬くんに近づくと、急に永瀬くんがフフッと笑った。
「Aちゃんって、かわええなぁ、ほんま」
『っ何言ってんの。からかわないでよ、もう』
「からかってへんって、本音やから。いつも可愛いって思っとるもん」
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hinata(プロフ) - ゆかさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！ずっと見てくださってるなんて…ほんと嬉しすぎます！(；；)そう言っていただけるならいくらでも書きますので！これからもぜひよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年2月16日 23時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - 月さん» はじめまして！！読んでいただきありがとうございます(；；)リピ読み…！めちゃめちゃ嬉しいです！！！また気が向いたときにお読みいただければ幸いです…！コメントもありがとうございました！！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 更新嬉しいです！ずっとお気に入り作者登録しております。また新作書いてください！飛んできますので！笑 (2021年2月15日 0時) (レス) id: 3890b64e54 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - hinataさんはじめまして。完結おめでとうございます！保健室とベッド好きすぎてリピ読みさせてもらってます！ (2021年2月14日 23時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - AAAさん» わああとっても嬉しいです(；；) ドキドキしながら投稿したのでそんなこと言っていただけるなんて、、 わたしも頭の中で続編考えてしまいました笑 これからもよろしくお願いします！m(_ _)m (2020年4月14日 19時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年8月18日 5時
