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「Aちゃん、ごめんっ。急過ぎた、ごめんっ」
慌てる私につられたのか、�盒兇�んまで焦っているようで、一度心を落ち着けようと、深く深呼吸をした。
「気付いてなかったんだ〜俺の気持ち。びっくりするよね、ごめん。今日言うつもりはなかったんだけど…なんか勘違いしてるようだったから…」
『……気付かない……だって、�盒兇�ん、先生が好きなんじゃ…』
「俺が好きなのは、Aちゃんだよ。……保健室に来てたのだって、Aちゃんがいるからだし、Aちゃんがいない保健室には来たことないよ。
先生と楽しくっていうのは、よくわかんないけど……うん、俺いつもそんなんだし」
『………ほんとに？』
「ほんとだよ。……う〜ん、……あ、待ってて」
�盒兇�んが立ち上がって、先生のデスクに向かう。
そこから体温計を取り出して、それを自分の脇に挟んだ。
しばらくすると、体温計の音が鳴って、それを見た�盒兇�んは、満足そうに少し照れながらその表示されている数字を私に見せてきた。
『さんじゅう…ろくど、……ななぶ…？』
「ほらね？上がってる」
首を傾げた私に、�盒兇�んはベッドの隣の椅子に戻ってくるなり私の手を握った。
「説明します！先生と話してたとき、最初に計ったのは、36度ぴったりでした。で、次に計ったのは、先生が出て行った直後で、そのときは、36.5度でした。5分も上がったでしょ？…で、今。36.7度。俺、熱いの分かる？」
繋がれた手から�盒兇�んの体温を感じて、それはもう理解せざるを得ないほど、熱が伝わっている。
「好きな人とふたりっきりって、めちゃくちゃドキドキするからさ。ね？これで、俺がAちゃんを好きなこと、証明できた」
優しく笑う�盒兇�んに、キュンと胸が鳴る。
ドキドキしすぎて、私だって体温は上がっているから、きっとそれは繋がれた手から感じ取られているはず。
「あのさ、」
『……はいっ…』
「Aちゃんのこの熱は……、体調のせい？ただの緊張？………それとも、俺への気持ち？」
『……私は、』
「うん」
『�盒兇�んが、好き』
fin.
☆☆☆
直球で告白してほしい！されたい！(あほ)
こんな同級生いたら、即行惚れますね！
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hinata(プロフ) - ゆかさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！ずっと見てくださってるなんて…ほんと嬉しすぎます！(；；)そう言っていただけるならいくらでも書きますので！これからもぜひよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年2月16日 23時) (
レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - 月さん» はじめまして！！読んでいただきありがとうございます(；；)リピ読み…！めちゃめちゃ嬉しいです！！！また気が向いたときにお読みいただければ幸いです…！コメントもありがとうございました！！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 更新嬉しいです！ずっとお気に入り作者登録しております。また新作書いてください！飛んできますので！笑 (2021年2月15日 0時) (レス) id: 3890b64e54 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - hinataさんはじめまして。完結おめでとうございます！保健室とベッド好きすぎてリピ読みさせてもらってます！ (2021年2月14日 23時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - AAAさん» わああとっても嬉しいです(；；) ドキドキしながら投稿したのでそんなこと言っていただけるなんて、、 わたしも頭の中で続編考えてしまいました笑 これからもよろしくお願いします！m(_ _)m (2020年4月14日 19時) (レス) id: ef05115d0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年8月18日 5時
