▼（完） ページ23
カメラ「じゃあフリーの撮影だから、
好きなようにくっついて」
カメラマンの指示に、
それぞれが適当にギュッと集まる。
もちろん俺は海人の隣。
海人 | 俺 | 岸くん | 廉 | 神
の順で横並び。
カメラ「そしたら岸くんはしょうれんの
肩に手かけて〜そうそう。
神宮寺くんが廉くんの頭に手置いて、
あとは…海人くん、平野くんに
抱きついてみよっか」
岸くんに肩を組まれ、
海人に抱きつかれ、
密着度はより一層高くなる。
ちょっと海人の方が背が高いから
必然的に俺の肩に顎を乗せる形になって。
本人無意識なんだろうけど
めっちゃ可愛い。
このポーズを指示してくれた
カメラマンさん、本当に感謝だわ。
「ねーねー。紫耀聞こえてる？」
「ん？どうした？」
「この後ご飯行くでしょ。それで、
やっぱり岸くん誘わないことにした」
「えっどうして、」
「だって・・・」
俺の耳に口を近づけ、そのまま
「っっ、！」
カメラ「おっ海人くんいいね今の」
「えへへ、ありがとうございます」
カメラマンは俺らの些細な
シャッターチャンスも逃さない。
本当、どれだけ俺を翻弄する気だよ。
『紫耀との２人の時間を楽しみたかったから』
マジで可愛すぎるんだって。
俺の隣でカメラに
笑顔を向ける海人を見る。
キラキラで、眩しい笑顔。
きっと俺は、この先もずっと
海人の沼から抜け出せない。
いや、抜け出そうとなんて思わない。
むしろ溺れてしまおうか、
それほどまでに溺愛している自信はあるから。
(完)
べた惚れしてる描写が難しかった、！
とりあえず紫耀くんにたくさん可愛いと
言わせてみました笑
リクエストありがとうございました。
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作者名：うめもも | 作成日時：2021年9月13日 13時
