とりあえず救済はしたけど自分が闇堕ちしそうな件について【呪術廻戦】

影が１８ ページ26

『マジ？』

「ちょっと悟、確認して」

「応」


そう言って段々と近づいてくる五条。
待て待て待て待て、その顔で近づくな。
死ぬから、死んじゃうから仰げば尊死だから(?)
そしてなんでそんなに真顔なの、
そして少し目据わってんのなんで？


「ちょっと、逃げんなよA」

『ごめん硝子姐さんのお願いでもそれは無理。
五条の顔面国宝が近づいてくるから』

「じゃあ私が」

『夏油も顔面国宝だから無理』

「嬉しいけど複雑」


いよいよ近くなってきたので、共有スペースを
走って飛び出す


「あ、コラ！逃げんな！」

「クズ！追いかけろ！」

『夏油！後で蕎麦奢ってやる！』

「私、野暮用があるから二人で頑張ってくれ」

「買収されてんじゃねえよ！」

「じゃあ私煙草買ってくるから五条一人で頑張れ」

「硝子ォォォォォ！」


よし、これで合体技は阻止できた。(?)
三人の内、一人さえ欠けさせれば後は勝手に
くずれてくから楽勝、楽勝♪(?)
今のうちに自分の部屋に逃げ込もう

大丈夫、部屋の鍵を掛ければアイツは入れない！
(圧倒的フラグ)

よし、あと少しで着「やっぱりここか」


『ん？』


さて、角を曲がってみましょう。
そしたらなんとビックリ！五条が居るじゃないですか

しかも立っているのは私の部屋の扉の前


『ご機嫌麗しゅう御座います、そこをおどき』

「何言ってんだよ」

『日本語だよ』

「それくらい分かるわボケ」


え？え？え？なんでいるの？なんでいるの？
幻覚？幻？夢？幻想？


「瞬間移動だよ」

『は？心読みやがったコイツ』

「バリバリ口に出てたが？」

『うっそ恥っず』


そう言ってる最中もジリジリと近寄ってくる五条。

やめて私の目が弾け飛んじゃうからさ。
その顔面で近づかれたら死んじゃうよ？

そして、五条が顔をめちゃめちゃ近づけてきた。

アカンアカンアカンアカンアカン。顔がいい


「何？特級呪術師とあろうお方が顔近づけただけで
照れてるんですかー？」

『そ、それとこれとは別でしょう？』

「ふーん」


そうすると悪戯っ子のような笑みを浮かべた五条は
更に顔を近づけてきた。

背中を押されたら、チューしちゃうくらいに


『少し、離れようか？』

「...」

『五条？』

「...隈」

『へ？』

「硝子が言ってた通り、少し隈出来てる」


あ、そうだ。私って確か、隈がらどうのこうので
追いかけられてたんだ


「今から寝ろよ」

『え？あ、おお...ん？！』


そう言って五条はおでこにキスして来た。

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