ハロウィンナイト 中編（きょもほく） ページ31
んん？なんだこれ？
ゆっくりお風呂に浸かり、体を温め、今日の疲れを癒やした。
お風呂から上がると京本が脱衣場に俺の部屋着を用意してくれてて。
それを着ていたら何かがポトリと落っこちた。
黒い…猫耳？のカチューシャ？
俺は髪を乾かし、タオルを首に引っ掛けながらそれを持ってリビングに戻った。
「ねぇ、京本、これ、なに？？」
「北斗の分だよ」
「へ？俺の分？」
「そう、今日はハロウィンだからね。ちょっとだけ仮装するの。カチューシャなら頭に付けるだけだからすぐできるでしょ？」
ニッコリ笑ってる京本と、引き攣ってる俺。
…よりによって、なんで猫耳なのさ…？？
「…他に無いの？！…京本は？」
「他には無い。もちろん俺もあるよ！俺はこれね！北斗とお揃い！」
京本の手には白い猫耳のカチューシャがあった。
「２人で付ければ恥ずかしく無いでしょ？なんか、前、雑誌の企画で北斗と猫になってたのあったような…？まあ、いいか。とりあえずコレ付けてよ！」
京本は俺が持ってる黒い猫耳カチューシャを取って、俺の頭に付けた。
「うわー！！めちゃくちゃ似合う！！ツヤツヤ黒髪に黒い猫耳…可愛すぎる…！！」
まったく…京本は…そんなわけないだろ？
「北斗も付けた事だし、じゃあ、俺も付けるかな。どお？似合う？」
京本が自分の頭に白い猫耳カチューシャを付けた。
うわっ…可愛い。
やっぱり可愛いのは京本の方だ。
整った美貌、金色の髪に白い猫耳…可愛すぎる。
「…京本は可愛い…。俺はこんなのしても似合わないから…取りたい…」
「あー！！ダメ、ダメー！取っちゃダメ！！」
京本はそう言って俺をソファーに座らせながらカチューシャを取ろうとしてる手を押さえつけた。
「今日のハロウィンにはコンセプトがあるんだから！猫耳はそのままにしてて。では、発表するからね。俺が色々考えて準備したんだから北斗は文句言わず従ってよね？」
京本に「ね？ね？」と念押しされ、その勢いのままに「うん」と頷いてしまう。
京本は俺が頷いた事に満足したのか、楽しそうに言い放った。
「今夜の俺たちのハロウィンナイトのコンセプトは、『白猫に襲われる可愛い黒猫ちゃん』です」
は…？？何だそれは…？？？
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おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んで頂いてありがとうございます(*^^*)じゅったんがずっと襲いたい気持ちを抑えていたのに…ほくちゃんたら！もう！(o^^o)ってお話が書きたくなりまして…またこれからも読んでいただければ幸いです。 (2020年10月11日 21時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - じゅりほくありがとうございます！誘惑するほくがかわいいし、ライオンみたいな顔になるじゅりがセクシーで良かったです！ (2020年10月10日 13時) (レス) id: 669285bc42 (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - おゆまるさん» わかりました！ありがとうございます！ (2020年10月10日 8時) (レス) id: c5e4af03bc (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はなはなさん» 初めまして！読んで頂いてありがとうございます(*^^*)フォロリク条件はDMでは受付けてないのです…ごめんなさい！ 自己紹介欄か位置情報欄に記載でお願い致しますm(_ _)m (2020年10月10日 6時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - 初めまして！いつもおゆまるさんの作品を読ませていただいてます！Twitterのことなのですが、フォロリクの条件は自己紹介欄に記載でないといけないのでしょうか、、？もし、DM等でもいいのでしたら、そうしたいなと思いまして、、無理は言わないです！ (2020年10月9日 21時) (レス) id: c5e4af03bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年6月20日 23時
