ほくとをちょっと長く愛でる１ (ページ46)

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狂おしいほどに　後編※（じゅりほく）ページ46

「じゅ、じゅり…」

涙で濡れた瞳で縋るように俺を見つめる。

「いい子だ北斗。じゃあ、イけよ。ただし後ろだけでな？」

「えっ…？や、やだ…出したい！出したいから…お願い、これ、取ってぇ…！」

「後ろだけでイけるだろ？もうお前は俺の女なんだから…ほら…イけ…！」

俺は腰をガンガン打ち付けるように振り、北斗の中を抉るように激しく抽送した。

「ひぁっ…あっ…！ああああぁっ…！」

「……っ…」

一際甲高い声を上げ、俺を食いちぎりそうなほど締め付けながら北斗は後ろだけでイッた。

俺も北斗の中に何度目か分からない白濁を吐き出し、そして…ピクピクと震えてる北斗の雄にきつく縛ってあった紐をここで初めて解いた。

するとそからはダラダラと白い蜜が止めどなく溢れ出てきた。

男なのに後ろだけでイクなんてな。
メスイキも上手にできるようになってきた。
ほんと、エロい体だよ…。
まあ、俺がそんな風にしたんだけどな。

イッたと同時に意識を飛ばした北斗をギュッと抱きしめた。

汗で張り付いた髪の毛を払い、涙の跡も拭ってやる。

そして、額…目蓋…頬の順に触れるだけの優しいキスをして、最後に唇を奪った。

甘い甘い…北斗とのキス。

狂おしいほど愛おしい。

「北斗…お前だけ。お前だけ愛してる…」

意識を飛ばし聞こえないはずなのに…北斗が微笑んだ気がした。