ほくとをちょっと長く愛でる１ (ページ15)

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すれ違い１　北斗side ※ ページ15

京本って綺麗だな…。
俺の上で、綺麗な顔から汗を滴らせてる京本は、めちゃくちゃ綺麗で…ボーっと見とれてると、

「なに、考えてんの？」

京本が睨みながらズンっと腰を深く入れて来た。

「あ！…なにも…考えて、ない…あ、んっ…」

「…チッ…ジェシーのこと？」

「違っ…！んあ！……激し…あ、あ…」

京本の動きが激しくて、俺の中を抉るように深く浅く…突いてくる。

でも絶妙に俺のいいところをはずしながら刺激を繰り返してる。

「あ、や…やだ…」

京本がギリギリまで腰を引き、俺の入り口だけを小刻みに刺激してくる。

「ジェシーはさ、こんなことしてくれないよ？…ほら？欲しいの？」

京本は誤解してる。
俺がジェシーを好きだって。

落ちてた一枚のシャツ。
柄が、たまたまジェシーと京本と同じで。

京本のシャツだと思って拾って…ギュッと抱きしめながら『好き』って思わず呟いちゃって。
まさか、それを京本に聞かれているなんて思わなかった。

京本に、

脅された。

ジェシーに暴露されたくなかったら、抱かせろって。

俺は、本当は京本が好きだから…その脅しに応じた。

俺たちは、デビューしてからスキャンダルを恐れてるから、京本は性欲処理に俺を使いたかったのかもしれない。

本当に好きな人にはそんな酷いこと事できないでしょ？

俺は京本と一番深いところで触れ合えるなら…

それでもいいと思った。