バースデープレゼント��（ジェシほく） ページ37
「ジェシー、こんな姿…変じゃない？」
ジェシーは変だって思わないのかな。
俺…このままの姿で大丈夫なの？
「変じゃない！リボン付きほくちゃん、すごーく可愛い…最高のプレゼントだよ。ほくちゃん…今日は俺の誕生日だからさ、俺のお願い聞いて欲しいなぁ」
ジェシーが俺をジッと見つめながら手を合わせて「お願い」って言ってくる。
俺がジェシーのお願いに弱いって知ってそんな風に言ってくるジェシーはズルイよ。
「…分かったよ…誕生日だもんね。ジェシーのお願い聞くよ」
ヤッター！って小さくガッツポーズするジェシーがなんだか可愛い。
結局、ジェシーが好きだから、最後にはジェシーのお願いを聞いちゃうんだよね…。
「じゃあまずは、
『ジェシーお誕生日おめでとう、俺をプレゼントするね』って言って」
「えっ…？」
な、なにそれ…恥ずかしい…！
「ほら、ほくちゃん、早く！」
ジェシーはワクワクした目で俺を見ている。
「…ジェ、ジェシー、お誕生日おめでとう、俺を、プ、プレゼントするね…」
辿々しくジェシーに言われた通りのセリフを言った。
「ほくちゃん…ありがとう！では、ありがたく、ほくちゃんを貰います！じゃあね、次は…」
えっ…まだあるの？！
「『リボン取って、早く可愛がって』。はい、言って下さい！」
うわー…！そんなこと言えない…！
こっぱずかしくて言えない…！
「…ムリ…無理だよ…」
俺は首をブンブン横に振ってジェシーを見た。
「今日は俺の特別な日だよ。ほくちゃん、お願い？言って？」
あ…。
そうだった…今日は1年に1度しかない、ジェシーのお誕生日だった。
「…ジェシー、リボン取って、早く可愛がって…」
ううっ…恥ずかしい。
恥ずかしさに耐えながらそう言った瞬間…ジェシーに押し倒された。
「ほくちゃん…可愛いすぎて、俺、おかしくなりそう。ほくちゃんを、いっぱい、いっぱい、可愛がります！！」
そう言いながらジェシーは俺の首の赤いリボンをシュルルと解いて行った。
「ほくちゃん…大好きだよ…」
「うん…俺もジェシー、好き」
どちらともなく唇が近づいて、チュッと音を立ててながらキスをした。
「ジェシー、お誕生日、おめでとう…」
俺はジェシーにそう伝えると首に手を回して抱きついた。
そして、
すごく恥ずかしかったけど、ジェシーの希望を叶えるべく、
「ねぇジェシー、全力で甘えていいですか？俺を、可愛がって…」
そうジェシーの耳元で囁いた。
おしまい♡
バースデープレゼント番外編〜恋人が可愛すぎる件〜→←バースデープレゼント�◆淵献Д靴曚�）
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おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそ…リクにお答えできずごめんなさい(＞人＜;)今手掛けてる作品が多くて…申し訳ありません。 (2020年11月10日 6時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - リクエスト何度もしてしまってごめんなさい。お忙しい時に申し訳ありませんでした。メッセージありがとうございました。 (2020年11月4日 18時) (レス) id: fc4a04495a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んでいただきありがとうございます(o^^o)リクはなかなか書けていないのが現状でして…難しいかもしれません…本当にごめんなさい(＞人＜;) (2020年11月3日 18時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。今日失恋しましたが好きなのですが、この二人の続きや樹視点も読んでみたいのですが、リクエストしてもいいでしょうか？もしよければお願いします。裏要素はありでも、なしでもどちらでも書きやすい方で大丈夫ですので。 (2020年11月1日 1時) (レス) id: b6ce095fea (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はるさん» そう言って頂けて…嬉しいです。書く意欲が湧きます！（嬉泣）いつもコメントありがとうございますm(_ _)m (2020年6月11日 14時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月4日 1時
