好きって言って�ぁ覆犬紊蠅曚�） ページ20
「もういいから、樹、どいて！」
「バカだな…あれは仕事バージョンの俺だろ？プライベートの俺の言葉じゃないじゃん」
「でも！…俺は仕事バージョンでもプライベートでも樹にあんな風に…言われたことないもん。ましてや…好きって、言われたこと…一度も、ない…もん…」
声がだんだん小さくなる。
こんなこと言うつもりなかったのに…。
樹が俺の言葉を聞いて目を丸くして驚いてる。
でも次の瞬間…
目がなくなるくらい破顔して笑った。
「そっか、そっかー…なんだかなー。北斗、きょもにヤキモチ焼いたかぁ…北斗可愛いなぁ。でもなぁ、それで別れ話になるなんてな、まいったなぁ…」
「ちがっ…！ヤキモチなんかじゃないし！もういいの！やだ、やだ！樹、離れて！」
俺は体をバタバタさせてなんとか樹の下から逃げ出そうとした。
その時、
「北斗、好きだよ」
「…！！…」
突然、樹が耳元で囁いた。
「言うの、初めてじゃないんだけどな…」
樹を見ると、なんか…顔が赤い。
まさか…照れてる？
「…初めて、聞いた…」
「それは、北斗が…覚えてないだけだよ。俺だって真正面から言うの…恥ずかしいんだけど…。でも北斗に誤解されて、また別れ話を切り出されたらたまらないからな」
「マジで、北斗、好きだ」
樹に真っ直ぐ見つめられながら真剣にそう告白され…顔が熱くなる。
「北斗…顔、真っ赤」
「み、見るな…」
樹からの真剣な告白は破壊力が凄すぎて…胸はバクバクしてくるし、顔はカーッと熱くなるし、もうどうしていか分からなかった。
樹は俺を抱きしめながら、
「北斗ごめんな、不安にさせちゃったし誤解させた。俺を信じて？」
「樹…」
樹に抱きしめられその腕の中は温かくて…今度はさっきとは違う種類の涙が溢れた。
「じゃあ…さ、樹、お願いがある…」
「なに？」
「今日は、いっぱい『好き』って言って…？」
こんなこと言って…女々しいかな。
でも、やっぱり不安なんだもん…。
「北斗…お前…ホントに可愛いな。北斗、好きだよ、大好きだ。世界で一番大好きだ！」
樹から『好きだ』って言われるたびに、なんだかむず痒くって、でもすごく幸せで、樹にギュッてしがみついた。
そして俺と樹はそのまま夜が明けるまで愛し合って、樹は一晩中、俺に『好きだよ』って言ってくれた。
俺はその言葉を聞くたびに不安が少しずつ消えていって、最後に残ったのはやっぱり樹が大好きだって気持ちだった。
『樹、俺も好き、大好き』
end♡
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おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそ…リクにお答えできずごめんなさい(＞人＜;)今手掛けてる作品が多くて…申し訳ありません。 (2020年11月10日 6時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - リクエスト何度もしてしまってごめんなさい。お忙しい時に申し訳ありませんでした。メッセージありがとうございました。 (2020年11月4日 18時) (レス) id: fc4a04495a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んでいただきありがとうございます(o^^o)リクはなかなか書けていないのが現状でして…難しいかもしれません…本当にごめんなさい(＞人＜;) (2020年11月3日 18時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。今日失恋しましたが好きなのですが、この二人の続きや樹視点も読んでみたいのですが、リクエストしてもいいでしょうか？もしよければお願いします。裏要素はありでも、なしでもどちらでも書きやすい方で大丈夫ですので。 (2020年11月1日 1時) (レス) id: b6ce095fea (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はるさん» そう言って頂けて…嬉しいです。書く意欲が湧きます！（嬉泣）いつもコメントありがとうございますm(_ _)m (2020年6月11日 14時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月4日 1時
