人質花嫁 ページ13
【きょも×ほく】
「北斗…人質になってくれないか…？」
父上が、家臣を集めた会議で苦渋の決断を下した。
このままだと我が国は攻め滅ぼされる。
今、そのギリギリの交渉。
他の兄弟がいる中でなぜ俺が人質に…？とは思ったが俺は拒否しなかった。
だって俺が拒否したら国が滅ぼされる。
俺は覚悟を決め、命の保障のない隣国の人質になる事を決めた。
俺が承諾したと同時に、待ってましたとばかりに扉が開き、素晴らしい美貌の王子が部屋に入ってきた。
「俺の花嫁はどこ？」
美貌の王子は部屋を見渡し、なぜか躊躇いもなく俺の前に来て手を掴んだ。
「名前は？俺は大我」
「…北斗」
「俺の妻になるのだろ？」
「…ち、ちがう…」
「え？違うの？」
「俺は…人質だから…」
俺がそう言うと美貌の王子は、
「違う。北斗は正妃として俺の妻になるんだ。もうこの国には用はないから行こう」
「ま、待って…」
大我は強引に手を引っ張り俺を引き寄せた。
「待たないよ北斗。俺の国は妻は夫に絶対服従なんだ。だから今日から北斗は俺の言ったことには絶対服従。妻がもし逆らったら、夫から殺されたとしても文句は言えないんだ。分かった？北斗がちゃんといい子にしていたら可愛がってあげるから」
大我はそう言って俺を引きずるように部屋から連れ出しだ。
その後は…
北斗は大我に逆らってばかりで、エチなお仕置の毎日。北斗が自分に懐かないから苛々して虐めちゃう。
でもやっぱり可愛くて仕方ないからお仕置きと称してウブウブな北斗をエチな妻として躾けちゃう。
北斗は世間知らずな為、大我から教わったこと(かなりやばいエチ)が世の妻がする当たり前の行為だと信じている。
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FUKI(プロフ) - はじめまして(^^)いつもいいお話をありがとうございますm(_ _)m私もきょもほくが好きですがじゅりほくも好きなので、こういう短編集で見ることができてとても嬉しいです！これからも楽しみにしています!! (4月10日 16時) (
レス) @page5 id: e80d2cc236 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 短編じゅりほくも楽しみにしてます！のんびり待ちますので、ご無理はなさらないで下さいね！ (2020年9月26日 1時) (レス) id: 88fa24df75 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» ありがとうございます(o^^o)こちらのお話はとっても短いので…コメントまで頂くのが申し訳ないくらいです(＞人＜;)近いうちに短編でじゅりほくを更新したいと思ってます。 (2020年9月25日 20時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - こんばんは！じゅりほくありがとうございます！2人のやりとりにキュンとしました。 (2020年9月24日 0時) (レス) id: 23e27c4448 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそですm(_ _)m全部読んでいただいてるなんて…メチャ嬉しいです(o^^o)更新がんばりますね！ (2020年9月23日 23時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年9月20日 1時
