2人でランチ ページ27
「おじゃましまーす」
「どうぞー。散らかってるけど、気にしないでね」
都内の某場所のセキュリティの高いマンションに来てる。
京本はてっきり実家暮らしだと思っていたからマンションに一人暮らしって聞いて驚いた。
「京本…一人暮らし、してたんだね」
「つい1ヶ月前位からね。まあ、実家に荷物も結構置いてあるから、行ったり来たりしてるんだけどね。北斗、適当に座ってて」
確かにまだ引っ越してきたばかりの感じも残ってて、シンプルでまだ必要最低限のものだけって感じの部屋だった。
「あ、うん。でも買ってきたご飯、並べたりするの手伝うよ」
「おぅ、ありがとうな」
京本と一緒にテーブルにテイクアウトしてきたお昼を並べて、飲み物を用意。
美味しいって有名な手作りボリュームたっぷりの巨大サンドイッチとスープにサラダ。
ランチには十分。
「北斗、食べよーか？いただきまーす」
「いただきます！」
京本と二人きりで、しかも向かい合わせでご飯食べるのは昨日に続いて2回目。
今までの関係からは想像できないくらい進展してるよね。
「北斗…付いてるよ…マヨネーズかな？ほっぺ」
「あ、ごめん…」
このサンドイッチ、ボリューム凄いから具材が沢山あって…うまく食べれなかったみたいで、なんか子供みたいじゃん俺、恥ずかしいな。
慌てて頬についたマヨネーズを拭おうとするけど、場所が定まらない。
「あれ？どこ？」
「ここだよ」
スッと京本の手が伸びてきて、
ペロッ。
「…！…」
京本が俺の右頬についたマヨネーズを指でサッと拭うと、なんと、そのままその指を舐めたんだ！
「北斗、珍しいね。いつも上手に食べるのに。やっぱり眠くて…頭が回らないのかな？笑」
笑いながら指を舐めた京本が…なんか…見ちゃいけないほど色っぽかった。
俺にあまりに優しく笑いかけるから、急に胸が早く鳴り出してきちゃって京本の顔を見てられなくなってしまった。
京本の顔が見れない…。
それからの俺は京本からの問いかけにも上の空で、巨大サンドイッチを睨みながら黙々と食べるしかなかった。
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おゆまる(プロフ) - 玲奈さん» 玲奈様:コメントありがとうございます！私も玲奈さんの作品を毎回楽しく読ませて頂いてます！可愛いほくちゃんが早くきょもに食べてもらえるように頑張って更新していきたいです(o^^o) (2020年4月17日 23時) (
レス) id: 4b7fbc87c0 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！きょもほくがこれからどうなっていくのか楽しみです♪無理せずおゆまるさんのペースで頑張ってください(o^∀^o) (2020年4月17日 12時) (レス) id: b5e060017f (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - こさん» こ様:コメントありがとうございます！大好きって言っていただきとても嬉しいです！私も早くほくちゃんを食べて欲しいので頑張って書いていきたいです！ (2020年4月16日 17時) (レス) id: 4b7fbc87c0 (このIDを非表示/違反報告)
こ(プロフ) - 初めてコメントします！大好きです！！きゅんきゅんしすぎて早く食べちゃえ！と心でkymくんを応援しています！ (2020年4月16日 15時) (レス) id: 966cf8dc67 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - まなみ様:コメントありがとうございます！お返事遅くなりスミマセンm(_ _)m拙い文章で書きたい衝動だけて書いてしまった感がありますが…細々と書いていきたいと思います。 (2020年3月24日 22時) (レス) id: e289572b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年3月21日 15時
