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107period ページ15

−NOside−


黒子「!!何もされてないですよね???」

『何もされて....ナイデスハイ』(滝汗)

黒子「待ってください。じゃあなんでそんな顔赤いんですか???え???」

火神「は?何されたんだよほらさっさと吐け」

『ウン、ナニモサレテナイヨ』

黒子「嘘つかないでください」
火神「嘘ついてんじゃねぇよ」

『ヒェ』



黒子も身長が低いと言えど168センチ。Aにとって二人に囲まれるというのは恐怖であった。


火神「とりあえず、Aには後でたっぷり時間とって吐いてもらうとして」

『』(絶望)

火神「そん時あいつはお前の元光だと言ってた。ただ同じチームってだけの言い方には聞こえねー。お前ら中学の時何があったんだよ」



少しの間が空いて、長々と練習を抜けるわけにはいかないからと歩きながら話すことになった。さぁ、ここからは少し昔話をしようか。









時は中学2年の初夏、ダムダムとドリブルの不規則に床に落ちる音とバッシュのスキール音が響く。


黄瀬「あーもう!もっかい!もっかいッス!!」

青峰「ハハッ。甘ぇよ黄瀬!つっても始めたばっかでそんだけ動けりゃ大したもんだけどな。なーA見てたかー?!」

『見てた見てたー』

青峰「ウソつけめちゃくちゃ視線ノートにいってんじゃねぇか!!」



ったく、次は見てろよー、ともう一度1on1が始まる。これで何回目だろうか。Aの持つノートには何回もの結果が書かれている。



「黄瀬もよくやるよなーエースの青峰相手に。つか初心者だろ?」

桃井「えー才能あると思いますよー?ねぇ?」

『うん。身長もあるし、何より吸収力。もう少ししたらいい選手になったり?』



ありえるねぇなんて桃井が返してAと桃井は笑い合う。



「じゃあ青峰もそのセンスを買っていつも相手を...?」

桃井「え、いや、それはどうですかね?」

『あいつはただのバスケバカですし、好きでやってるだけじゃないですか?』



んだよそれガキか!とため息を付いているが、その人は知っている。青峰の何よりの強さを。



「才能も練習量もチーム一だ。けど一番のあいつがウチ(帝光中男子バスケットボール部)でエース張ってる理由はあいつが一番、バスケを好きなんだろーな」



バスケが楽しくて仕方がないという顔をして黄瀬の相手をする青峰を見て3人は笑顔をこぼすのだった。

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S(プロフ) - 最近黒子のバスケ見初めたんですけど、この小説めっちゃ好きで!本編と一緒に見てます!続き待ってます!気が向いたら更新してください🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️ (9月14日 17時) (レス) @page42 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 零さん» コメント、ありがとうございます!そうですね、もちろんこの作品もゆっくりですけど更新していく予定です。(心の中では)ですが私自身これから受験に入っていくので、もう少しだけ、待っていてくれるととても嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2023年3月22日 16時) (レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 他の作品の更新も嬉しいですが、この作品完結までやって欲しいです!とりあえず、赤司が好きなのでウィンターカップまでやって欲しいです😁更新楽しみにしてます! (2023年3月22日 15時) (レス) @page42 id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - アオバさん» コメントありがとうございます!分かりますいいですよね黒バス!今ちょっと迷走中なのでもう少し待っていていただけると幸いです。いつも読んで頂き、ありがとうございます! (2022年10月6日 7時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
アオバ(プロフ) - 黒子のバスケ大好きなので、めっちゃ楽しいです!!無理をしないようにしてください…!更新待ってます! (2022年10月6日 1時) (レス) @page42 id: 106335cad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年6月2日 20時

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