3period ページ5
リコside
小金井「こ、怖ぇぇえ！アレで高一?!」
緊張の糸が切れたのか、大きな声で恐怖を吐き出している小金井くん。
相田「ってか首根っこ掴まれて帰ってきた理由が知りたいわ…。」
何が起こったらああなるのよホントに…。
小金井「それは……。？」
それより、あの時の火神くんの顔、なんだったのかしら。うーんと首を傾げていると小金井くんがカントク、と話しかけてきた。
小金井「2枚入部届け集め忘れてるッスよ。」
相田「え？いっけない！えーと…」
小金井くんから紙を貰ってそれに目を向ける。
相田「橙城Aと…黒子…テツヤ？」
(あれ〜？ずっと机番してたのに全く覚えてない。…って)
相田「帝光中出身?!しかもどっちも?!」
小金井「ええ?!あの有名な?!」
相田「しかも今年1年ってことは"キセキの世代"の?!うわ〜、なんでそんな金の卵たちの顔忘れたんだ私〜!!さっきの奴はアメリカ帰りだし…今年の1年、ヤバい?!」
ーー
Aside
テツヤに送ってもらい、家に着いたあたしは誰もいない部屋にただいまーと声をかける。まあ返事は返ってこないのは分かってるけれど、声をかけてしまうのは癖なのだろう。
手を洗って、鞄を置く。はあ、と1つため息をついて、制服のままベッドに倒れ込んだ。
明日から、部活が始まる。部員はどんな人がいるのだろうか。1度だけ、テツヤと一緒に誠凛の試合を見に行ったことはあるけれど、まだまだ分からないことばかりだ。
今度は必要ないと言われないように完璧にしなきゃ。大丈夫。あたしならやれる。なんて、誰が言った訳でもないけど。自分で思うことも大事だよね。
『…風呂入んなきゃ。』
ベッドから体を起こして風呂へ向かった。
風呂からあがり、ご飯を作って食べ、歯磨きをしたあと、もう一度ベッドに倒れ込んだ。今の時間は22時、今日はもう寝よう。
明日、どんな日になるかな…。
そんなことを考えるあたしは今年1年が大切なものになるきっかけとなる出会いがあることをまだ知らない。
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ！普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます！明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします！ (2022年5月6日 9時) (
レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです！ (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年3月17日 22時
