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『おはようくにみん、そしてこれからは春休みだよ。』
「相変わらずあの校長の話長すぎ。」
『それな。』
及川しゃん達の卒業式から数週間。あたし達もようやく1年の締めくくりである終業式を迎えた。ご察しの通り、校長の話をBGMに快眠を遂げた我である。…いやー、ね、あたし思うんだよね。絶対校長覇気持ってるって。覇●色使えてるってあれはマジで。シャ●クス並のやつ持ってるよあいつ。(なわけ)
『ってかずーっとこの1年間前にくにみんいたよね。席替え何回しても絶対前がくにみんなんだが。』
「そういえばそうだね。」
そう、この1年間何度が席替えがあったにもかかわらず、絶対に前はくにみんなのだ。せっかく近くの席になってたくさん友達を作ろうと意気込んでいたのに…。窓側に行こうが前にはくにみん、真ん中になろうが前にはくにみん、廊下側に行こうが前にはくにみん。
『……もしかして運命？』(バカ)
「えー、」
『喜べよおい。この美少女庵ちゃんと運命なんだぞ。喜べ。ほら。』
「わー、嬉しいなー。」
『棒読みやめい！』
席替えのくじ引きの日、あるモブ男子は紙を見て喜びをかみ締めていた。
「(よし！笹倉の前の席だ！)」
お忘れではないだろうか。庵、あの美女美男夫婦の元に生まれたゆえ、顔がいいのである。ほとんど庵と関係の無い者達から見るとその明るい性格から女子にも男子にも好かれる絶世の美女。近くの席になれることがもう喜びである。そして前の席を勝ち取ったこのモブ男子も、仲良くなろうと意気込んでいた。
「笹く「ねぇ、」へ？…ひっ！」
「お前、庵の前の席？」
いざ！と庵に話しかけに行こうとするモブ男を引き止め、黒い笑みを浮かべていたのは言わずもがな、国見である。
「な、なんだよ国見！」
「いやー、俺さ、後ろの方の席になっちゃって。黒板見えにくいから…代わってくれない？」
「べ、別に他の奴でもいいじゃ「代わってよ。」うっ！………くそっ！今回だけだからな！」
『あれ、またくにみんが前の席？！』
「また後ろ庵なの？うるさくて集中できなさそう。」
「(お前嫌なら代われよ！！)」
切実にそう思うモブを置いて、国見は1年間ちゃっかり庵の前を確保していたのだった。庵は国見がそうして前の席を確保していることなど知らず、偶然国見がずっと前の席にいると不満に思うのであった。
〇作者の独り言〇
久々すぎて語彙力、文才皆無…。どうやって書いてたっけ…。つーか早く日向達のとこまで入りたい！！妄想脳が働いて仕方がない！！
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！皆さんに楽しんでいただけるよう製作中なので少々待っていてください！ (2023年3月14日 6時) (
レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月14日 6時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - mooさん» コメントありがとうございます！！パート１でもコメントしてくださって...本当に感謝しかないですｯ！！！ (2023年2月9日 12時) (レス) id: 79e0660dd9 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - ハイキューの世界観に夢主ちゃんがハマり過ぎて面白いです！ (2023年2月9日 11時) (レス) @page42 id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントあざまぁぁっす！！ (2023年1月23日 19時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年10月29日 18時
