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「すぅー、すぅー、」
「んぅ〜、ちゃうわそれクリームパン…」
『(ね、寝てるぅ。)』
案の定というかなんというか。すっかり双子は布団の上で寝静まっていた。侑は一体なんの夢を見てるんだろうか。クリームパンと何を間違えたんだ。
「ふふ、庵の手ぇ気持ちええなぁ…」
『いや誰が手がクリームパンだ。』(憤怒)
咄嗟に出てしまった大きめの声で起こしてしまったのではと口を手で塞ぐ。その必要はなかったようで、あたしが来たことに一切気づかずに双子はすやすやと眠っている。…確かに手は小さいしちょっと最近肉が付いてきてムチムチとしている気はしなくも無いがクリームパンはないだろ。
なぁ？(cv:中岡)(久しぶりの登場)
あたしの手をクリームパンと間違えやがった侑の正面に行き、その柔らかそうなほっぺたを指でツンツンとイタズラすれば居心地が悪そうに眉間に皺を寄せる。そして今度は「いやスイカは手で潰せるもんとちゃうやろ。なんでできるん。」と意味のわからないことを言い出した。…これさっきの夢の続きだよな？？ねぇ？？？？？？(キレ)
「うっっさいねん！！！」
「ふぐぉｯ」
『お、おう？！』
もう殴って起こしてやろうかとあたしの拳が侑に振りかかろうとした時、隣からブォンっと音を立てて飛んできた枕によって侑は一瞬静かになった。すぐにまた寝言言い出したけれども。
「こいつ…俺の快眠を邪魔しよって…毎回毎回うっさいねんちょっとは黙れや……って庵？」
『お、おはよう？』
頭をガシガシと触って未だに寝言を言う侑にもう一発いれてやろうかという勢いで眉間に皺を寄せる治。一瞬侑に見えたということは黙っておこう。
「どないしたんこんな時間に。」
『ｱｯ、』(思い出した)
いざ、と覚悟してここに来たらまさかのあたしの手とクリームパンが似てると言われたり力がゴリラと言われたり寝てた治がブチ切れたりで本来の目的を忘れていたあたしは治の言葉によってようやくどうしてここに来たのかを思い出した。
『………。』
「………？」
どうやって説明しよう！！！！(滝汗)
正直に言う？？いやいやそれはからかわれる確定だろ？？？そんなのあたしのプライドが許さねぇあたしは強い女でいたいんだ。じゃあ何て誤魔化すべき？？？布団が寒かったからあっためて欲しいとか？？……いやいやなんかヤバいだろそれ！！！
そして色々考えた結果、
『しょうがないから一緒に寝てあげようと思って！！！！！』
謎の上から目線だった。(死んだ目)
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！皆さんに楽しんでいただけるよう製作中なので少々待っていてください！ (2023年3月14日 6時) (
レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月14日 6時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - mooさん» コメントありがとうございます！！パート１でもコメントしてくださって...本当に感謝しかないですｯ！！！ (2023年2月9日 12時) (レス) id: 79e0660dd9 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - ハイキューの世界観に夢主ちゃんがハマり過ぎて面白いです！ (2023年2月9日 11時) (レス) @page42 id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントあざまぁぁっす！！ (2023年1月23日 19時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年10月29日 18時
