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宇「あれ、もう食べちゃった？」
「あ、おはよ。うん、ちょっと前に」
宇「なんだー、早めに来たらよかった。秀太と一緒？」
秀「たまたまな、」
「タイミングぴったりでびっくりしたよね。」
秀「俺そろそろ戻るわ。」
宇「そう？そっかー、ひとりかぁ。」
「私もうちょっといるよ。」
宇「本当？じゃあ、Aの隣で食べよー。」
なかなか戻ってこないなかちゃんの反対側に携帯を置いて、
実彩子ちゃんはご飯を取りに行った。
秀太は、じゃあまた後で。と席を立って、
少しするとなかちゃんが戻ってくる。
『あれ？末吉さんは？』
「戻ったよ、代わりに実彩子ちゃんが来た。」
『あ、そうなんですね。私も先に戻ってます、何かあったら連絡ください。』
「はぁい、おつかれ〜。」
すれ違う実彩子ちゃんとなかちゃん、
軽い挨拶をして、変わるように実彩子ちゃんが隣に座る。
宇「ちゃんと食べた？」
「うん、ここの朝ごはん美味しいよね。」
宇「ねー、割と飽きなくて好き。はい、どうぞ、」
「あ、ありがとう。」
カタン、と私の前にマグカップを置く実彩子ちゃん。
大好きな紅茶だ。
こういう気遣いが、やっぱりモテる要素なんだろうなぁ。
そんなことをふと思ってると、
実彩子ちゃんが口を開いた。
宇「なんか秀太元気ないね。」
「え？そ、うだった？」
宇「あれ、Aなら気づいてると思った。」
「いや、朝だからかなぁとは思ったけど。」
宇「それもあるだろうけど、なんとなく雰囲気違うなぁって思って。秀太ってあんまり自分のこと話さないじゃん？」
「…たしかに。」
宇「でも、口挟んで欲しくないかもしれないから言わないでおくけど。」
「うん、」
秀太が元気がないのはわかってた。
けど、苦手な朝ってこともあり、それも相まってなんだろうなとは思ったけど。
朝会うことがあまりないから、
雰囲気が違うのには気がつかなかったな。
「それとなく、聞いてみるよ。」
宇「え？」
「秀太には多分色々あるだろうけど、私なら聞けそうだし。前の方もあるから。」
宇「あぁ、懐かしいねぇ、そんなこともあったね。」
「うん、…無理強いはしないけど、とりあえずそれとなくね。」
宇「そうだね、Aになら話してくれそうだしね。」
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ちい - 更新きてくれてありがとうございます！！また読み返して最新話が更新されててとても嬉しくありがたいです！ (2020年6月16日 0時) (
レス) id: 41d72408da (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ちいさん» 遅くなりまして申し訳ありません、コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです＊まだ少し続くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです！また覗きに来てやってくださいね！ (2020年5月25日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - めちゃめちゃ最高です！！何ていうのだろう、、めちゃめちゃ文書が分かりやすいし胸キュンするし、3150で、4回読み直してます！更新楽しみにしてます！！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9cfad6f983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年9月14日 1時
