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あの後、眠そうにしながらも
切りたくないという真司郎の話を聞きながら
真司郎が寝落ちするまで電話をしていた。
電話を切ってから部屋のカーテンを開ける、
明日は二日目からくるファンの子もいれての
ファンミーティングがあって、
明後日にはライブもある。
めまぐるしい10周年の予定、
切れることない予定と、これからまだ発表できてないものもあるし、
真司郎の留学のこともある、
どこかのタイミングというか、
ちゃんと環境が整ったら発表するらしいけど、
未だにやっぱりまだ実感はなくて。
ハワイと日本の時差は19時間、
それに比べたら、ロスは17時。
軽く考えられる、はずなのに。
「やっぱりさみしくなるだろうなぁ、」
今はまだ、近くに真司郎を感じられる。
名前を呼べば、言葉を返してくれるし、
手を伸ばせば触れられる距離にいるから。
実感なんて湧くはずない。
シャ、と音を立ててカーテン。
今は、目先のことだけ考えよう。
大好きなみんなの笑顔が詰まった画面を閉じて、
私は布団に潜った。
＊ ＊ ＊
「おはよー。」
秀「んー、おはよ。」
朝ごはん、ホテルのご飯は美味しいけど、
やっぱり日本人なんだろうなぁ、
日本のご飯が恋しくなる日々。
朝は食べる人と食べない人がいるけど、
みんな時間はバラバラだから
特に誰に連絡することもなく 私はマネージャーのなかちゃんと来ていた。
たまたま時間のあった秀太。
朝はあまり特に得意な方ではなさそうだけど、
朝から秀太と会えるのは割とレアだ。
「珍しいね、秀太。」
秀「そう？」
「一緒に座ろうよー、えー。」
秀「いーやんべつに(笑)」
わざわざ離れてくからなかちゃんは笑いながら私についてきてくれるし、
テーブルを3人で囲んでぼやっと朝ごはんを食べ始める。
『ちょっと外しますね。』
「はーい。」
電話かなんかか、なかちゃんが席を外すと、
秀太は小さくため息をついた。
秀「お前ソロの方どう？」
「ん？ソロ…うーん、私はどっちかというと媒体が多いから、近いのはトークショーかなぁ。」
秀「あぁそっか、回るんだっけ。」
「うん、結構な数回るから今から楽しみ。」
秀「そっか。」
少しの間が空いて、ホテルの外に目線を外した。
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ちい - 更新きてくれてありがとうございます！！また読み返して最新話が更新されててとても嬉しくありがたいです！ (2020年6月16日 0時) (
レス) id: 41d72408da (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ちいさん» 遅くなりまして申し訳ありません、コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです＊まだ少し続くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです！また覗きに来てやってくださいね！ (2020年5月25日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - めちゃめちゃ最高です！！何ていうのだろう、、めちゃめちゃ文書が分かりやすいし胸キュンするし、3150で、4回読み直してます！更新楽しみにしてます！！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9cfad6f983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年9月14日 1時
