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ファンの子との交流もあり、
心配してたほど浮き沈みもなく、
久しぶりに触れるファンの子の温度は
すごく自分の中で幸せなものだった。
『りおちゃん、トークショー必ずいきます。』
「ありがとう、どこ住んでるの？」
『北海道です！なかなか機会がなくて、その中でも北海道を選んでくれたから。すごく嬉しかったです。』
「私も北海道すごく楽しみなんだなぁ、待ってるね。」
少ない時間でも、ファンの子と交わす言葉はすごく幸せな時間で、
自分の中でも大切なもので、
ここに来たとかに感じた気持ちはやっぱり、
真司郎が選んだ海外ってことが引っかかってただけなんだなって思った。
話した今となっては、
もやもやはなくなって、
真司郎が本格的にこっちに来るまでの時間を
一秒一分大切にしなきゃなと思わされたこともあって。
1日目のイベントが終わって、お見送りを終えると
それぞれメンバーもホテルへと戻る。
そんな時、
珍しい人から携帯に着信が入ったいた。
「…想太？なんで？」
直属の後輩でもあるDa-iCEの想太からの連絡。
大輝はそもそもよく連絡はとってるけど、
颯を抜いて、ほかのメンバーから連絡が入ることはなかなかなくて。
一応仕事もファンとの交流も終わっていて、
メンバーもそれぞれのことをしてるから、
私もかかってきていた着信に折り返す。
数コール後、
電話越しからは聞き慣れない声が聞こえてくる。
想『ねぇさんー、』
「はいはい、どうしたの珍しいね。」
想『ちょっと相談したいことがあって…、というかお願い？」
「珍しいから聞けるなら聞いてあげたいけど、…なに今じゃないと？』
想『ねぇさん今ハワイでしたっけ？』
「うん、でもこれからホテル戻るし、部屋戻ったら掛け直すから待ってて。」
想『やったー、じゃあ待ってます！』
「はーい。」
ねぇさん、と慕ってくれる人。
颯とはまた違う、唯一ねぇさんねぇさんと慕ってくれる想太から
相談されることはあまりなくて。
珍しいから聞いてあげたいの山々なんだけど、
わざわざ電話を切ったのは、
與「だれ？」
「…想太。」
與「珍しない？」
「まぁそうだね。」
與「…ふーん。」
ちらちらと、目線を向けてきた真司郎がいたからだ。
多分、想太だとは思ってなかったんだろう。
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ちい - 更新きてくれてありがとうございます！！また読み返して最新話が更新されててとても嬉しくありがたいです！ (2020年6月16日 0時) (
レス) id: 41d72408da (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ちいさん» 遅くなりまして申し訳ありません、コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです＊まだ少し続くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです！また覗きに来てやってくださいね！ (2020年5月25日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - めちゃめちゃ最高です！！何ていうのだろう、、めちゃめちゃ文書が分かりやすいし胸キュンするし、3150で、4回読み直してます！更新楽しみにしてます！！ (2020年5月21日 15時) (レス) id: 9cfad6f983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年9月14日 1時
