8. ( side Hidaka. ) ページ10
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大きな声を上げた後、
マスターは部屋の奥へと戻っていった、
Aは、その様子に大笑い。
聞けば、昨日VIPルームに突っ込まれた俺は
そのまま寝入ってしまったらしく、
店が閉まるまでそのままだったらしい。
それをマスターが抱えて部屋に連れてきてくれたらしいんだが、
日「 不甲斐ない。」
「あっは、は…おっかし、まだ笑える」
日「うるせぇなぁ…、にしても本当にお父さんなわけ？」
「うん、正真正銘の父親。で、さっきの部屋は仮部屋って感じかな。ほら、日高くんも知ってる通り、結構名も通る人とか顔がわれてる人とかもくるから、一応ね。」
日「…Aんちじゃないの？」
「近くにあるけど、あそこは違うよ。私の部屋もあるけど、休憩所として使ってる。」
クローズ中のバーカウンターに座って、
グラスを拭きながらそんなことを話してるA。
その前に座って頭を落とす。
あの後、仮部屋を出てから
裏入り口を通ってバーまで戻ってきた俺たちは、
開店前の準備を始めてるAの前に座って話を聞いていた。
相当酔ってたよ、と笑いながら話してるA。
いつも、暗がりの中で見てたからなのか
まだ明るいうちの、それも映える化粧をしてないからなのか、年相応な素顔に少しだけときめく。
日「…お前さ、」
「んー？」
日「化粧してないとそんな感じなんだな。」
「…はぁ？なにそれ貶してんの？」
日「違うわ、可愛いって。そっちのが好きかも、」
「っ、…うるさい。」
日「あ。照れてる〜可愛い〜」
「うるさいなぁ！もう！」
なんだよ、そんな怒んなくたっていいじゃん。
可愛いもんは可愛い。
よく見れば整った顔をしてる。
外の光を浴びてないかのように透き通る白肌、
そりゃあこんだけ顔も良ければ
あんな噂も浮き立つよなぁと、カウンターに肘をついてその顔を眺めてると、
ぱっちりと、目が合う。
でもすぐに逸らされる。
日「いつもこんなことしてんの？」
「こんなことって？」
日「いや、顔立つ人、部屋に身寄らせてんのかなって。」
グラスを拭いてた手を止めて、
今度こそしっかりと視線が絡む。
ゆっくりと弧を描く口元、
「気になる？」
さっき見た、年相応の笑みを再び。
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
