31. ( side Hidaka. ) ページ33
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『私もだっちゃんがいってるところ行ってみたい！』
そう言われたのは、本格的に夏になる前くらい。
俺が西島を前に連れてったって話したら、
私も行きたい、なんて好奇心旺盛な顔して
そんなことを言われた。
お前が考えてるようなバーとかじゃねぇんだぞ、と
西島も言ってたけど、
『でもだっちゃんもいるんだよね？』
日「いやいるけど、」
西「ダメダメ。理央なんか連れてったらアウトだわ。」
『えー！なんで！』
西「怒られるだろうが！普通に！」
そうだな、怒られるに決まってる。
普段平然としてるように見えて、
嫉妬心剥き出しにしてくるうちの末っ子に。
そう思うと、いいよ連れてくよ。なんて言えなくて
それでも引き下がらないのが頑固なこいつ。
じゃあ私が説得するから、なんて言って
困ったのは俺と西島。
それから数日、理央から
おっけーでたよー！となんとも信じがたい返事が返ってきて、
これは丸め込まれたなと西島と笑っていた。
西島が行くのが条件だったらしく、
理央を初めてこういうところに連れて行くことになり、
俺はAに連絡を取った。
そしてその日、
いつも通りに過ごしていると、
フロアの向こう側がざわつき始めてるのを感じて
視線を向けると、
大した変装もしてない西島と理央が見える。
がっちり腕を掴まれてる理央は、キョロキョロと好奇心旺盛なところを発揮していて、
慌てて声をかけた。
西「連絡したんだけどー。」
日「わり、さっき気づいた。」
『すごいところだねー、始めてきた！』
日「はいはい、とりあえず上いこ。」
仕事ではない時に会える嬉しさは隠せなかった。
先に二人を奥に連れて行こうと、上の部屋を説明した後ふいに後ろから腕を掴まれる。
日「うわ、どした。」
「あのねぇ、ちゃんと別から入ってくること伝えておいてよ」
日「悪い悪い、連絡すれ違ってた。」
「昨日連絡してきたのって、あの二人が来るからなのね。まぁいいけどさ、」
日「そそ、あーあと直也くんも後から来る」
「はぁ？…4人ね、伝えておく。」
日「悪いね、さんきゅー」
顔をしかめてるA。
心なしかなんとなく機嫌悪いけど、
俺があいつらにちゃんと伝えてなかったからだと思うし、
帰りは気をつけるから、と俺も二人の後を追った。
本当の心は知らぬまま。
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
