22. ( side Hidaka. ) ページ24
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ツアーが始まってから、
暇があることなんて皆無だったけど、
いつもそこに行くのはちょっとした息抜きだったり、
それこと友達とのタイミングがあったりしたら
顔を出しに行ったりしてたバーで、
居心地はもちろんよかった。
周りの環境だって、来てる人と知り合いが多かったりで、
顔を出せばいつだってあいつがいて。
それなのに、
日「あれ、今日いないの？」
『ん？あ、Aさん？いますよー、ちょっと上にいます。』
日「上？あー…VIPの方？」
『そうですそうです。なんか呼ばれてて、』
日「ふぅん。」
カウンターには、若い男の子がいて、
Aがいない時に出てるボーイの子。
普段はフロアの方を担当してるから、
あまりこっちの方には来てないから珍しかったから声をかけてみればそんな答えが返ってきた。
そういえば、連絡してたのに返ってきてないな、とふと思い出す。
あの飲み会でなんか気に障る事でもしたっけな。
いや、普通に考えたらしてるけど…
俺とAの付き合いの中で考えたら
あんなことでAが怒ることはないはずだし、
軽くあしらわれてたし、
( なんもしてねぇけどな、 )
あいつのことだし、特に何とも思ってねぇんだろうなと思いながら、フロアのステージに上がる若いラッパーなんか眺めながら、
俺は友達と時間を過ごした。
＊ ＊ ＊
『Aさん、…大丈夫っすか？』
「あー大丈夫、大丈夫。こっちは？」
針が一周するくらいの頃、
カウンターで変わるお酒を待ってる時、
ふとそんな声が聞こえて、身体をずらしてカウンター横を見ると、今日初めてのAの姿を見た。
A、と声をかけて手を上げれば、
なんだか重たそうな目を向けて手を挙げた。
「来てたんだ、」
日「ん、一時間前くらいに。…にしても、珍しくね回ってんの？」
「ちょっとね。」
俺から見てもAは別にお酒は弱いわけでもないし、
自分のペースは美味いこと保つやつだから
酔ってるところは見たことがなかったのに。
普段と少し違う服、
その違和感は少しだけ感じたけど、気分なんだろうなと思って言葉にはしなかった。
『Aさん、そろそろ戻ったほうがいいっすよ』
「もうちょいしたら戻るから、とりあえず新しいのもってくよ。すぐ戻る。」
なんだか、あまり聞いたことない会話。
それにしても、そんな長い時間上にいることはあまり見たことがないから、不思議だった。
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
