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「「「お疲れさまでした～！」」」

浦「明日もあるから気抜くなよー、んで早く寝る！わかったな？特に秀太とA！」

「ゲームはしません」

秀「気をつけまーす！」

初日は大成功だった。
明日も同じ場所でライブだから、
気は抜かずに早く寝ろよ！と直也くん
お父さんみたいなことを言って解散した。

結局みんな同じホテルに戻るんだけど、
みんなそれぞれシャワーに行ったりして、
部屋に戻るのはバラバラだった。

ホテルに戻ると、すでに実彩子ちゃんとちあちゃんがくつろいでて、明日の話をしてた。

宇「おかえりー、」

「向こうでシャワーしてきたー！楽しかった～！」

千「シャワーがたのしかった、みたいに聞こえるけど(笑)」

「違うよ！ライブ！か

2人と話すのは本当に楽しい。
お姉ちゃんのような実彩子ちゃんと、
お姉ちゃん、とはまた違った年の近い姉妹みたいなちあちゃん。

どちらも、私の大切な人。

千「でも、Aの恋愛話あまり聞かなかったから、ファンの子達も新鮮だったんじゃない？」

「恋愛に一番遠いからね～」

宇「いやよ。Aに彼氏なんて、」

「うそだよ、恋愛したいよ！？」

宇「いやよ！絶対！特にメンバー！(笑)」

千「まぁまぁ(笑)でも、優しいひとかぁ～」

宇「にっしーは？」

「一番ない。」

千「意外。仲良いのにね？」

にっしーかぁ、たしかに優しくて
人のことをよく見てるし、
あの歌声は本当に聞いてて好きにはなる、、

ただ欠点なのが。

「私に甘すぎる。ダメ人間になりそう。」

宇「言えてる(笑)」

千「じゃあ甘やかさない人？秀太…は、甘やかすし、リーダーなんか特にダメ(笑)」

宇「なんせパパ也くんだもんね。」

「家族なんだってやっぱり～。」

千「…あ、なら、しん」

そう言いかけた時に、部屋のベルがなった。
だれかルームサービス頼んだ？と
聞いても私は違うよ～といって、
ドアの穴覗き込むと、サングラスに帽子。

すぐにその容姿だけでわかったけど、
ちょっとだけあけると思ってた人。

「真司郎、」

與「でえへん？」

「え、今から？」

與「話したいねんけど。」

「…ちょっとだけ待ってて。すぐ出る。」

携帯とお財布、マスクをして上着を持つと
ちょっと出てくるね！と声をかける。

気をつけてーと優しく返されれば
いってきますといって、ドアを閉めた。

千「タイミングの良さね、」

宇「うーん、たしかに。」

千「…ふふ、面白いけどね？」

宇「見守ります。」

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