37.オリエンテーリング ページ40
次の日。昼寝をしていた私達を
ゴンゴンゴン!!
「うるさーい!」
私は思わず叫ぶ。
西園寺さんが鍋を叩きまくっていた。
「起きないのが悪いんだよ!!」
西園寺さんと姫野さんの髪が赤くなっている。やべ。それ以上は言うのやめよう。身の危険が伴う。
「さあ、夜のオリエンテーリングよ!」
姫野さんは声高らかに宣言。
「ああ、そうだったね」
寝ぼけまなこのユウ。
「確かに……」
「てか、眠い……」
リクとカイトも忘れていたようだ。私もだけど。
「ていうか、オリエンテーリングって何?」
「Aちゃん、オリエンテーリングっていうのは、チームで協力して地図やコンパスを頼りに駆使してコースの中にある看板を見つけるの」
目を覚ましたユウが説明する。
「ふむふむなるほど」
「それでね、その看板に書いてあるマークを集めてそれに応じたポイントを獲得できるの!で、1番多くポイントを稼いだチームの勝ち!」
「へえ、面白そうだね!」
「そうとなれば、チーム分けだね、もうくじ引きでしておいたから!」
用意のいい西園寺さん。
「私とカイト君とユウさん。そしてAさんと西園寺さんとリク君がチームよ」
姫野さんが紙を読み上げる。
ちらっとリク君の方を見てみる。やっぱり西園寺さんと一緒になれて嬉しそう。
2人の邪魔にならないようにしないとな……
「さあ!早く準備準備!」
西園寺さんは皆を急かす。
私達もリュックに荷物を詰めていく。
もちろんコースは姫野さんの別荘にある森!結構広いなあ……
「じゃあ、出発ね!物騒なのも出ているから、くれぐれも気をつけてね」
姫野さんがそう声を掛け、それぞれのチームは別方向へ向けて出発した。
……でも私、地図読めないんだよな……
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いよいよこの小説も完結にかなり近づいています。先程各話プロットを全て書き終わりました。あと一息頑張っていきますのでよろしくお願いします。
2018.03.30
諸星夢月
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如月ちゃん(夢主)
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諸星夢月(プロフ) - アルゴンさん» ありがとうございます! (2018年8月11日 14時) (レス) id: 222891f609 (このIDを非表示/違反報告)
アルゴン - 面白いです!これからも頑張ってください( ^∀^) (2018年8月11日 11時) (レス) id: 1a9de2f6b0 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - しぇるんさん» ありがとうございます!テストで更新が滞っていますが、もうすぐ再開するので西園寺さんの活躍にもご期待ください! (2016年12月4日 9時) (レス) id: acc2a9a5be (このIDを非表示/違反報告)
しぇるん(プロフ) - 面白いです!!そしてヒドインだけど西園寺さん好きですw更新待ってます! (2016年12月4日 9時) (レス) id: ac3cde1086 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月☆こみゅ行けません(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!前からずっと温めていたストーリーなので嬉しいです(o^−^o)色の変え方は私も他の方の配布CSSを借りているだけなので、よく分からないです。「CSS」で検索すると、分かりやすく説明している作品もあるようですが……。お力になれず申し訳ないです (2016年11月22日 17時) (レス) id: acc2a9a5be (このIDを非表示/違反報告)
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