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第五話 目 ページ7

(ユウside)


Aの笑顔がスッと消える。


ああ、大嫌いなの。


あんたのその金色の目。


何を見てるのか分からない、冷たい光の宿っていないその目。


ああ、どうして…。


「ユウ!!大丈夫か!?」


唐突に低くて太い声が遠くから聞こえた。


この声…ジャック君?


「どうしてここに…」


ふふ、好都合。


形成逆転できる。


「ジャック君…、あのね、私…」



“Aちゃんに呼び出されて酷い事されそうだったの…”その言葉を吐く前にAが満面の笑みで言った。


『君は誰?今さ、ユウちゃんにとびきり為になることを教えてあげようとしてたのに…』


「為になること?」


ジャックくんは顔を強張らせ、Aを睨む。


『そうだよ。まぁ言っちゃったら面白くないから君には内緒』


語尾にハートが付いてるような声色でAが言った。


「…おれは卑怯なヤツは許さねえ。ユウをいじめるヤツも許さねぇ」


『こわーい。わたしぃ、そんなこと言われたら泣いちゃうっ』


クネクネとAが言う。


癪に障る。


虫唾が走る。


楽しそうに敵意丸出しのジャック君と話しているコイツを見て思った。


やはり私はコイツの事が嫌いだ。


『じゃぁね、また明日』


「二度とユウに近づくんじゃねぇ!」


『ごっめーん!それはムリぃ!』


ひょこひょことAは何処かへ去って行った。

第六話 不要→←第四話 教えてあげましょう



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Yukimi(プロフ) - 優ちゃんも夢主ちゃんも夜森さんが考えなければ産まれなかった存在だから、操られてたんじゃなくて、夜森さんが考えた夢主ちゃんが本当の夢主ちゃんたちなのかなって。ごめんなさい、なんか意味分からんくなりましたね、3つめのコメント失礼しました (2月29日 4時) (レス) id: 19b20bd6d2 (このIDを非表示/違反報告)
Yukimi(プロフ) - 優ちゃん、辛いなあ。性格って環境で変わっちゃいますよね。愛されたいよね、いじめられっ子なんて尚更、何処かで優ちゃん幸せになって.... (2月29日 4時) (レス) id: 19b20bd6d2 (このIDを非表示/違反報告)
Yukimi(プロフ) - 何もかもが好きすぎた作品でした。最後に色々と考えさせられてもう、ほんと、好きです。小説の良さを言いたいけど語彙力が無くて言えない私を殴りたい。自分忘れっぽいののか面白い小説読んでも忘れちゃうタイプなんです、この小説だけは忘れたくない... (2月29日 3時) (レス) @page47 id: 19b20bd6d2 (このIDを非表示/違反報告)
猫狗 - ずっと読みながらにやにやしてしまう僕はどれだけ性格悪いのだろう...((もう、言葉が出ないくらいしっくりきました…!くひひって笑い方いいな...((( (2023年3月7日 18時) (レス) @page49 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - こうゆうのが読みたかったんですこういうのが!!!!!!!!! (2023年2月22日 2時) (レス) @page47 id: 447cc165c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜守 | 作成日時:2020年8月6日 18時

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