欲しい愛と、知らない恋 ２

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「ひゃは、く、くすぐったいっ」


「うっそ、肩じゃんここ」


「肩でもだめ、っひゃはは」







お家でまったり中、ソファに二人で座ってて
肩でも揉もうか？って言われたけど
やっぱり私はダメだった。

くすぐったくてくすぐったくて
逆に力が入って肩凝りそう。








「すげぇね、躾したらいい身体なりそ〜」


「え？」


「どこ触っても感じる身体」


「はぁ？！///」


「してやろーか？」


「いいいいい、いらないっ！！」








はは、って笑うひろから
危機感を感じてするりと抜け出した。








「よし、今度は私が肩揉みしてあげまーす」


「じゃあ肩じゃなくて、腰お願いしてい？」


「いいけど……、」







腰痛かったんだよね〜、って
ゴロンとソファ下のカーペットにうつ伏せで横たわった。






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「…この辺？」






グッ、グッ、と親指で腰あたりを押してみるも

うーん、となんとも微妙な反応。







「乗って、俺に」


「へっ？！」


「そんなんじゃ力入んなくね？」







確かに横に座りながらやっても力は入りずらいけど…、









「・・・(ゴクリ)」









目の前のプリッとしてるひろのお尻を見つめて思わず喉を鳴らした。







こ、このお尻の上に座るの…？

このキュッて上がってる綺麗なお尻の上に
私のお尻を乗っけ、

「はやくしてー。」









「……はーい、」









意識するからダメなんだ。

これはお尻じゃない、お尻じゃない。









失礼します、ってひろの上の太ももあたりに跨った。
(一応遠慮して)

でもやっぱり想像以上の密着感に、一気に体温が上がる。

別にやらしいことをしてるわけでもないのに
変な気持ちになっちゃうこの感じ。

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