part.44 ページ47
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誰かが、私を呼ぶ声がする。
この声はおっぱ、？
……ううん、違う。
もっと深みのある、胸がぎゅっと締め付けられるような声。
___Aちゃん…__起きて？__
『んぅ、？………ぇ？』
誰かに体を揺さぶられて声をかけられる。
体を起こして夢から覚めたはずなのに、目の前には懐かしい彼がいる。
まだ夢なんだなあ、なんて回らない頭でぼんやりと考える。
久しぶりに見た彼に前のような幼さは感じられなくて、少し寂しい気持ちになる。
訳もなく泣いてしまうから、貴方はまだ私の前に現れちゃダメなのに。
たとえ、それが夢でも。
『………〜ぅ''っ、だめ、まだ、きちゃだめなの、！』
th「泣かないで。どうしてダメなの？テテはAちゃんのことをずっとずっと愛してるのに？
……ねえ、触れてもいい、？」
何も言ってないのに、そっと頬に触れる冷たい手。
わかってるの、夢なんかじゃないことなんて。
だったら尚更ダメだね。
ごめんね、テテ。
『てて、だめだよ、？
私たちはもう戻っちゃいけないの。』
私の頬にあった彼の手を払い除けて、なるべく低い声で言ったつもり。
テテのためにも自分のためにも、おっぱのためにも。
もう一度あの頃に、なんて無理だよ。
あの頃の私たちに与えられたのは、幸せだけじゃなかったでしょ？
th「……それなら初めからやり直す。
思い出も全部捨てよっか。」
『ぇ、？』
th「何度でも僕はAちゃんを愛すから。
2人で1から始めよう？
忘れないで、僕はテヒョン。キム・テヒョンだよ。
好きなものは甘いものとコーラで嫌いなものは辛いもの。
じゃあAちゃんは？何が好きで何が嫌いなの？
僕の全部を知って、全部教えて。
ほら帰っておいで、？」
”僕はテヒョン！キム・テヒョンだよ。”
”甘いものとコーラがすき！”
”一生、愛してるよ”
”ててだいすき！”
th「Aちゃん」
『やめて、！』
どうして幸せばかりを呼び起こすの。
辛いことも出てきてよ。
大人っぽくなったのに肝心なとこは変わってないの。
私を見る優しい目も安心するような口調も纏う空気も、私と似た笑い方も。
貴方は、どこまで私を惑わせるの…？
それならいっそ、私に選択権なんて与えないで。
言葉なんていらないから、黙って私を連れてってよ。
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アや(プロフ) - やばいですめっちゃ楽しみです続き！！ (2022年1月7日 3時) (
レス) @page46 id: df745531ec (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - ほんとに続きが楽しみです！！！ (2021年12月28日 7時) (レス) @page38 id: 6b33558517 (このIDを非表示/違反報告)
天使と恐竜に惚れたﾖｼﾞｬ(プロフ) - いつもお話読ませていただいてます(^^)とってもこのお話大好きです！！グテが主人公ちゃんを取り合いしそうでキュンキュンします♡どちらにせよ愛される主人公ちゃんが可愛すぎます！お話更新待ってます！ (2021年12月14日 7時) (レス) id: 4e64304b7c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - この時点でキュンキュンしてます！どうなるのか、、楽しみです！😊 (2021年11月30日 23時) (レス) id: 32682f4dc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rr_jk1 | 作成日時：2021年11月29日 4時
