part.41 ページ44
th side
僕はジョングギがどっかに行ったあと特にしたいことも無いから、すでにホテルでくつろいでた。
ホテルの同室はジミニで、ジョングギだけは一人部屋を勝ち取ってたっけ。
jm「テヒョンア〜！！」
th「んー？おかえりジミナ。買い物終わったの？」
jm「うん、終わった！！それよりね！！」
やけに上機嫌で帰ってきたジミナ。
両手に抱えてた袋を放り投げて僕の目の前まで飛んできた。
jm「ジョングギの彼女に出会ったの！！！」
th「……うっそ、まじ！？」
jm「うん、もうそれがばかみたいに可愛くてさ…。
あれは本気でヨジャアイドルいける。
てかそこら辺のアイドルよりもアイドル。
可愛すぎる、まじで。
あーでも、身長が小さかったかも」
そんなに可愛かったの？
あー見たかった。
別に狙うとかそんなんじゃなくて、ただジョングギの彼女っていうので気になる。
あいつ、僕たちにまでバラさないなんて上手くやってるんだな。
th「で？？名前聞いたの？」
jm「うん、名前まで可愛くてさ〜。
”Aちゃん” だって。」
th「……あ、そう、なんだ。」
jm「なんだよ〜！！急に食いつき悪いじゃん！
てかAちゃんもテヒョンアの名前聞いて驚いた顔してたなあ〜。
驚いた顔も可愛かった〜♡」
そんなわけない。
そう思うのに、心のどこかで確信を持つ自分がいる。
勘はいい方なんだ。
だって、なあ？ジョングク。
お前、そのAって子のこと、
” 最近、赤ちゃんみたいなペットを飼い始めたんです。
いや、ペットみたいな赤ちゃんかな？
それがわがままなんですけど、可愛くて仕方がなくて。”
って言ってたもんな？
お前の言うその ”ペットのA” ってのが僕の頭から離れないあの、Aちゃんだったとしたら…
お前のことを本気で嫌いになるよ。
Aちゃんは、ペットなんかじゃない。
僕の人生で唯一大切にしたいと思えた子なんだ。
今でもその想いは変わらない。
だからさ、Aちゃん。
僕の心に空いたこの穴をはやく埋めにきてよ。
僕の中から消えてくれないんだったら、そばにいてよ。
”てて！！”
”ててぇ〜、”
ねえ、はやくその甘い声で僕を呼んで？
多くは望まないから。
1分でも、1秒だっていいんだ。
その瞳に僕をうつして。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アや(プロフ) - やばいですめっちゃ楽しみです続き！！ (2022年1月7日 3時) (
レス) @page46 id: df745531ec (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - ほんとに続きが楽しみです！！！ (2021年12月28日 7時) (レス) @page38 id: 6b33558517 (このIDを非表示/違反報告)
天使と恐竜に惚れたﾖｼﾞｬ(プロフ) - いつもお話読ませていただいてます(^^)とってもこのお話大好きです！！グテが主人公ちゃんを取り合いしそうでキュンキュンします♡どちらにせよ愛される主人公ちゃんが可愛すぎます！お話更新待ってます！ (2021年12月14日 7時) (レス) id: 4e64304b7c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - この時点でキュンキュンしてます！どうなるのか、、楽しみです！😊 (2021年11月30日 23時) (レス) id: 32682f4dc0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rr_jk1 | 作成日時：2021年11月29日 4時
