第八十三話 ページ3
救急隊の人に僕の持っていた紙を見せて病院に向かった
病院につくや否やすぐにお医者さんと看護師さんが来てくれて、伊織にぃを病室に運んでいった
看護師「ご友人の方ですか?」
僕はいろいろ救急隊の人に話を聞いていたので遅れたら、絵麻さんが看護師さんにそう聞かれていた
絵麻「あ、いえ、家族です。....妹です。」
絵麻さんがそう言うと看護師さんは怪訝な顔になった
看護師「朝日奈伊織さんの妹さんは朝日奈Aさんだけだったはずですが...」
貴方「あっ、この人のお父さんとうちの母が再婚したんですよー」
僕がへへっと笑いながら現れると、看護師さんは笑顔になった
看護師「わっ、Aちゃん!久しぶりね〜、元気だった?」
貴方「まぁまぁですかね〜」
看護師「って、どうしたの?その格好!今ひざ掛け持ってくるわね
それまで二人とも外で待っていてくださいね」
そう言って看護師さんはパタパタ遠くの方に走っていった
絵麻「家族に...見えないのかな....?」
貴方「仕方ないよ、僕と顔見知りの看護師さんでよかったね」
看護師さんが持ってきてくれたひざ掛けをかけてロビーで待つ
そこに要にぃが来た
要「話は京兄から聞いてるから。伊織は病室?」
絵麻さんは静かに頷いた
要「そう、わかった。二人はここで待ってて
Aこの服着ときな、寒いでしょ」
そう言うと要にぃは来ていたコートを僕にかけてくれた
要にぃはフロントに行くといろんな話をしていた
・
・
時刻は8時を回ってちょっと過ぎ
なんだか、すごく寒かった...
要「A...?大丈夫?」
貴方「ん...うん...」
要「ちょっとごめんね」
要にぃはそういうと僕のおでこに手を当てた
要「熱、あるね...」
絵麻「えっ?!」
あー、まあ、あんな雪の中薄着でずっといたからね...
要「今日はもう帰ったほうがいい、あ、病院だし一応見てもらえるか聞いてくるよ」
要にぃはそういうと、フロントの人に声をかけた
そのあと軽く見てもらって、熱が38度ちょいあったから、薬をもらって家に帰ることになった
要「平熱が高いからね、もうすぐで雅兄が来てくれると思うからちょっと待っててね」
しばらくしたら、雅にぃが迎えに来てくれた、要にぃに支えられながら車に乗り込んで家に帰った
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黒狐 - 面白いです!無理しない程度に更新頑張った下さい!! (2015年8月26日 4時) (レス) id: 338c0d0462 (このIDを非表示/違反報告)
アミ - この後どうなるんだろう?気になりますね~主人公ちゃんはしあわせになれるのか?嫌、なって欲しいですね。更新するの待ってますね。 (2015年8月5日 2時) (レス) id: ef34a93066 (このIDを非表示/違反報告)
あややん(プロフ) - ドキドキが止まらない!スリル感溢れるストーリー展開ですね。ヒロインちゃんに幸せになってもらいたいです。 (2015年7月30日 20時) (レス) id: 49444c820f (このIDを非表示/違反報告)
ナギ - 作者さんがんばってくださいね!読んでいると涙が止まらない私夢主と同じだし両親事故で亡くなってるから夢主の気持ちがわかる。がんばって更新してくださいね! (2015年7月30日 19時) (レス) id: 136af5a260 (このIDを非表示/違反報告)
白桜奏多(プロフ) - 秋桜さん» ありがとうございます!頑張りますね(;´Д`) (2015年6月10日 7時) (レス) id: dc166f8f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白桜奏多 | 作成日時:2015年2月9日 18時