111話 ページ17
A視点
ゾムとショッピ君は私の前を行く
二人共元々早いからいつも人体強化を使って二人に追い付いている
けど今はまだ余り能力は使わないようにする
能力使って倒れたら元も子もないから
しばらく走っていると背後から気配が
ゾムとショッピ君も気配に気づいてはいるが
今相手にしてられないので
ゾムとショッピ君は走るスピードを上げた
私も二人に追いつくためスピードを上げる
しばらくして背後の気配は無くなった
スピードを下げた瞬間
銃声が響いた
パンッパンッ
それも二発だ
目の前にいた二人が突然倒れる
二人の元へ近づくと二人共足を打たれていた
ゾム「A…逃げ…るんや」
ショッ「そうっ…すよ…逃げて…下さい」
A「でも！」
ゾム「ダメ…や！今度こそ…死ぬかも…しれんねんで？」
A「そしたらゾム達も！」
ショッ「大丈夫…っすよAさん…俺達…ツーマンセル…すよ？」
ゾム「いいから…走れ！！」
A「わっ分かった！必ず生きててね！」
ゾム「あぁ！約束や！」
私は走った
後ろを向いてしまわぬように全力で走った
城が見えてきた頃門のそばに誰か立っていた
近づいて見てみると白衣姿の大先生だった
鬱「おっ！Aちゃん！ホンマに無事で良かったわ〜」
A「大先生！今すぐ私と手を繋いで！」
鬱「えっ、Aちゃん急にどしたん？」
A「早く！！」
鬱「これでええの？」
目を瞑ってゾムとショッピ君がいた場所を思い浮かべる
次に目を開けると目の前に片足にナイフが刺さって気を失っているショッピ君が居た
近くにはゾムが居て
肩から血を流していた
A「ゾム！ショッピ君！」
ゾム「何で…戻ってきたん…や早よ…逃げ…ろ」
鬱「どうしたん！！ゾム！誰がやったんや！」
？？「私ですよ？」
鬱「お前誰やねん！！」
A「何でいるの？」
A「大先生アイツは私をこき使った奴だよ」
白衣「こき使ったとは嫌な言い方ですね
私は貴方を��利用��したんですよ」
鬱「言い方が何や？お前がAちゃんを使ったのは同じやろ！！」
珍しく大先生が本気で怒っている
大先生は瞳の色を変えてゾムとショッピ君を回復させている
A「大先生そのままゾムとショッピ君お願いね？私はコッチ片付けるから」
鬱「分かったで、無理するんやないで？」
A「了解」
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MUK(プロフ) - のらぎつねさんありがとうございます！見切り発車のこのような作品で楽しんでいただけたなら光栄です。ちなみにスマホを変えたので名前変えました。長文失礼しました (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 38fd2cba74 (このIDを非表示/違反報告)
のらぎつね - 面白かったです!なんかいいお話でした!!! (2020年6月10日 23時) (レス) id: 698653cd83 (このIDを非表示/違反報告)
ムック(プロフ) - カリカリポテトさん−たしかにこんな生活してみたいですね！コメントありがとうございます！番外編でのリクエストなどもお願いします！ (2019年7月6日 16時) (レス) id: a6e61e9fbe (このIDを非表示/違反報告)
カリカリポテト - 面白かったです！私もこの話みたいな生活をしてみたい！ (2019年7月6日 9時) (レス) id: a970c7b31c (このIDを非表示/違反報告)
ムック(プロフ) - ソラネコさん−因みに覚えてますよ！ (2019年6月24日 23時) (レス) id: a6e61e9fbe (このIDを非表示/違反報告)
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