No.1 いざ初日！ ページ3
今日は、合格通知が来てから待ちに待っていた入学式！！
今日から。今日から、私のヒーローになるという夢を叶えるための大切な3年間がはじまる。
真新しい制服を着ると、自然と背筋がのびた。
雄英に入学するにあたり、私は親元を離れて静岡まで引っ越してきた。
これから全てを一人でやっていくことに不安はあるけど、ヒーローになるためならなんだって頑張れる。
入学式ということで、いつもよりもきっちりと身だしなみを整えていると、そろそろ家を出ないと行けない時間になっていた。
｢…よし、行ってきます。｣
誰もいない家に、そっと言った。
学校へはいつも友達と一緒にいっていたから、1人で登校なんて初めてだ。
これから3年間毎日歩く道。
なんだかむずむずする。
家は雄英に近いところで借りているから、せいぜい15分もあれば雄英につくだろうな。
…なんて、家出た時には思ってました。
学校に着いたは良いけど、教室がどこかわかんない！！
いや、校舎でかすぎでしょ！？
｢｢…どうしよう…｣｣
！？誰かと声が重なった！！
振り返って見てみると、そこにはボブヘアのかわいい女の子が立っていた。
私と同じで教室わかんないのかな…見た感じ、この子も新入生っぽい。
これは、声をかけるしかない！
｢あの、はじめまして！私新入生なんだけど、君も？私、今日から1Aの立花A！君は？｣
｢はじめまして！私も1Aなん！麗日お茶子です！よろしくね！｣
｢うん、よろしく！あの…すっごい恥ずかしいんだけどさ、私教室にたどり着けなくて…｣
｢私も〜！みんなスタスタ歩いてってしまうから困っとったん！一緒に行こうよ！｣
｢うん、もちろん！｣
1人じゃなくなって少し緊張も解れた。
教室へ着くまで、お茶子ちゃんと色々喋った。
彼女も入学にあたって静岡へ引っ越してきたらしく、色々と話が合って短い時間でかなり仲良くなった。
途中で迷いつつも、しばらく彷徨ってやっと教室についた。
｢はー！やっとついたー！てかドアでか！｣
｢ほんとやね…あ！そのモサモサ頭は！｣
ドアを開けてすぐ、お茶子ちゃんがそこに居た緑髪の男の子を見てこう言った。
｢地味めの！！｣
！？！？
え、お茶子ちゃんって意外と辛辣！？
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魔都(プロフ) - 変な所で終わるよりも、読む人に期待感を持たせる事が出来るんですよね。そういうところに気を付けて書いていただければ、もっと良いものになると思います！！これからも頑張って下さい！ (2018年1月4日 22時) (
レス) id: 199a2cb2f0 (このIDを非表示/違反報告)
魔都(プロフ) - イベント参加有難うございます、そして遅れて申し訳ありません。 感想としては、パッパッと読める感覚と、主人公の心情が面白いという印象です。しかし書き方について。漫画とかドラマでも、「あーこの次どうなるの！？」という気持ちで終わる方が (2018年1月4日 21時) (レス) id: 199a2cb2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリームチーズ | 作成日時：2017年11月28日 23時
