クラスの地味子ちゃん。

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貴方side

あともう一人、女子を探していたら体育館の入り口から
　

女の子が入ってきた。


「あ、ハウンちゃんだ…」


『え、ハウンちゃんなの？！』


私が知っているハウンちゃんは、おしとやかで静かなハウンちゃんだった。


入り口から入ってきたハウンちゃんは、まさにヤンキーのような格好。


理由を聞くとある女子から虐められて、変わったみたいだ。


『ハウンちゃんも誘おう？きっと怖くない！』


「Aちゃんが言うなら…」


私達はハウンちゃんに声をかけに行った。

　
最初は無視されたが、耳にしたイヤホンを外し


こっちを向いてくれた。

『これからの体育、バレーみたいでチーム決めしてるんだ！
　一緒にくんでもいぃ？』


「．．．．．．」


やっぱり嫌かな…


そう思った時！微かに声が聞こえた。


「いぃょ…」


ハウンちゃんの口からそう聞こえた。


私は嬉しくてハウンちゃんの手をとった。

『ありがとうっ。よろしくね！』


「ぁぁ…」

私が地味じゃなくなってから！自信が出てきて


声もかけられるようになった。


女子が三人集まりあとは、男子三人だけだ。


「あ、Aちゃん！ユギョムもいい？」


『いいよー。』


ソユンちゃんが連れてきたのはユギョム君と、一緒にいたジニョン君。
　

この二人はあまり喋ったことがないけど、優しそう。

　
「よろしくね！Aちゃんたち！」


そう挨拶してくれたのはユギョム君。


あとは男子一人だけだ。


誰を誘うが悩んでいたら、後ろから肩を叩かれた。


誰だろうと思って振り向くと、そこには。

『テテ君…』


「俺も入れて？」


え．．．．


でもあんなに女子いるのに．．．

　
『で、でも私達の他にも女子いるしっ．．．』


「やなの？」


『ぁ、ぃゃ…でも…』


「断んないってことはいいんでしょ？ありがとA」


嘘……


ユギョム君たちも固まってる。


しかも女子達はこちらを思いっきり睨んでる。


も〜最悪だ....


先生"そろそろ決まったか〜?決まったら座れよ〜"


「ほら座ろ?」


テテ君に促され、私たちは座る。


女子たちは


"ハウンとかAとかテテ君と同じチームなんだけど..."

"うっわ。また虐めよーよ。"


とか言ってる。


何でテテ君はこっちに来たんだろう...


ー・ー・ー・ー・ー

クラス全員の人がチームを決め終わって


今はオリエンテーション中。


「Aちゃんとかハウンちゃんってバレー得意だよね?」


「『まぁ.』」

続く。

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