クラスの地味子ちゃん。

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ジミンside

朝休み、突然僕のスマホに通知音が鳴った。


誰かと思いスマホを見るとAちゃんからだ。


Aジミン君、今日体調崩しちゃって早退したんだ。急にごめんね。


体調を崩した....


朝はあんなに元気だったのに。


僕は1組に向かい、テヒョナを呼んだ。


「何ジミナ。」


『Aちゃんは?何で早退したの?』


そう聞くとテヒョナは僕から目をそらし、唇を噛んだ。


テヒョナは嘘をついたときだったり、言いたくない事が


あるとき、よくする癖だ。

「俺だって知らねぇよ。Aの事なんか。」


『テヒョナ。そんなこと言ってるけど、"昔の事"おぼえてないの?』

ー・ー・ー・ー・ー・ー
貴方side

家についてオッパをいれると


テーブルに一枚の紙があった。


""4時にはここに来る ﾕﾝｷﾞﾖﾘ""


４時か....


ユンギオッパに早退したことは言ってないから


暇だな...ジェクオッパもテレビ見ちゃったし。


「A。暇だったら誰か呼ぶ?」


『私の知ってる人?だったらいいけど...』


誰かって言っても、ユンギオッパも大学行っちゃったし。


課題の英語やろっかな.....


「おー。偉い!分かんないとこ言ってね。」


『ん...』


ジェクオッパは３ヵ国語話せるのか....


いざとなったら教えてもらおう...


するとインターホンが鳴った。


宅配便かな...と思ってオッパに出てもらった。


「ヤー。A久しぶり〜。」


結構前に聞いたような声。


玄関に向かうと。


「マクオッパ!ナムオッパも!」


マクオッパとナムオッパって言うのは


昔、私に英語とか教えてくれる先生みたいな感じで


アメリカとか行ってて会っていなかった。


「久しぶりだね。英語進んでる?」


『うんっ!マクオッパは韓国語進んだ?』


オッパは"まぁね"と言って笑った。

「A今日は学校ないの？」


『あ、ナムオッパ．．色々あって、』


私が冗談っぽく笑うと、気づいたのか何も言ってこなかった。


ナムオッパ達はまた、明日から外国に行くみたいだから


その前に私たちに会いに来てくれたらしい。


時計を見ると10時40分くらいで学校では


授業の間の休み時間中か..


オッパが心配して早退させてくれたのはいいけど


やっぱり学校にいた方が良かったかな。


そんなことを思ってるとスマホが鳴った。


ジミンAちゃん、体調平気?今日お見舞い行こっか?

続く。

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