・ ページ18
えいちゃんが入れてくれたほんのり甘いホットミルクを飲んでいると
エ『少しは落ち着いた?』
と、私の隣に座った
「うん、もう平気、ありがとう」
エ『…俺はさ、Aの彼氏だからいつも笑ってて欲しいんだよね』
「…?うん。」
エ『Aはすぐ溜め込んじゃうし、自分の意見言わないから正直俺頼りないんかなって思っちゃうわけ』
「…っ、そんなことないっ!」
エ『じゃあもっと頼って、話して、』
「頼る、話す」
エ『足りないところは二人で補おうよ
一人で全部補おうとすんなよ、ムリだから』
エ『頼るのが申し訳ないとか考えないで』
「…ごめんね、私まだ何も分かってなかった」
そう言うとえいちゃんは私の目を見て
エ『やっとちゃんと俺のこと見てくれた』
と笑った
どういう意味が分からなかったけど
えいちゃんが笑顔で居てくれることが私の望み
私の太陽である事に変わりはない
#episode11【寂しい】→←#episode10【私の太陽】
309人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麦(プロフ) - さやさん» ありがとうございます〜!! (2019年4月23日 18時) (レス) id: 72492a26d6 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 面白かった! (2019年4月23日 18時) (レス) id: bbbfd87e88 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:麦 | 作成日時:2019年4月4日 23時