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「あ？やんのかよ」
「上等だコラ」
睨み合いを始める2人。
この人達はどういう関係なのだろうか。
え？何かマイク出てきたんだけど？
『す、ストップストップ！』
流石にマズイと思った私は2人の間に割り込んだ。
2人に同時に睨まれたけど気にしない。
「んだよテメェはどっか行ってr」
『これ以上言うと鳩尾に一発入れます』
「………」
真顔で拳を作ってサマトキさんを見上げると、一瞬で静かになった。
おお、これ効くな。
「……あなた、何者ですか？」
『サマトキさんと同じ質問してくれますね』
静かになったサマトキさんが余程珍しかったのか、ジュウトさんは驚いた顔で私を見る。
でもその質問がサマトキさんと同じで少し笑ってしまった。
『通りすがりの一般人です』
「それで信じる単純バカに見えますか？」
ドヤ顔で言ったら即切り返されて「ウッ」と言葉に詰まる。
ジュウトさんはにっこり笑っているのだが、思い切り貼り付けた笑みだ。
��ちょっと強くなりすぎちゃった系女子です☆��
なんて言ったらマジで殴られそう。
「お前あれだろ、実は格闘家とかだろ」
『は？違いますけど』
「何か当たり強くね？」
「とにかく、場所を変えませんか？ここじゃ落ち着いて話もできませんし」
ジュウトさんの発言でハッとする。
まだ周りには蹴散らした男達が転がっている。
警察にでも見つかったら面倒だ。
「じゃあうちの事務所行くか」
『…事務所？』
「そうだな、理鶯も待ってる事だし」
リオー？？
2人の間で交わされる会話に首を傾げる。
「それじゃ行きましょう。この処理は勝手にやっておくので」
「お得意の裏ルートか？」
「まさか。今回は正当な方法だっつーの。見たところコイツら、普通に銃刀法違反だからな」
「お前ならその他にも色々付け加えられんだろ」
目の前で話す2人はとても悪い顔をしていた。
色々察した私は、即座に踵を返した。
「あ、おいコラ！何逃げようとしてんだボケ！」
『だって今の会話絶対聞いちゃいけないやつ！』
ジュウトさんも立派な悪人でした。
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麦子(プロフ) - いまづきさん» ありがとうございます。頑張ります(*^^*) (2018年12月6日 18時) (
レス) id: 7a9f7e3baa (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ 応援してます！ (2018年12月5日 23時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
麦子(プロフ) - すらいみーる@元もちづきさん» リクエストありがとうございます…！了解しました！ (2018年11月26日 18時) (レス) id: 7a9f7e3baa (このIDを非表示/違反報告)
すらいみーる@元もちづき(プロフ) - リクエストなんですが、主人公ちゃんと二郎が二人っきりでいちにいが帰ってくるまで留守番するお話読んでみたいです…！！ (2018年11月25日 23時) (レス) id: 3b52443fef (このIDを非表示/違反報告)
麦子(プロフ) - 錐さん» ありがとうございます。とても嬉しいです。 (2018年11月23日 23時) (レス) id: 7a9f7e3baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦子
| 作成日時：2018年9月22日 11時
