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A side
なに、、、？
崇裕が、、怒ってる、、、
あんなに優しい崇裕が、
泣きそうな声で困ったように怒ってる、、、。
『ご、、ごめんあたし、、、、』
「っ、、ちゃう、、ごめん、っ、」
崇裕は私を抱きしめている手を離し、そのまま振り返らずに家を出ていった。
なに、、、
私、怒らせるようなこと、、言ったの、、？
怒ってた、、
優しい崇裕が、、声を荒げて、、、。
怒ってるのに、苦しそうで、泣きそうだった、、。
『っ、、ぅ、、、っ、、！！』
自分がなにをしたのかがわからない。
なんで崇裕が急に怒ったのかも分からない。
だけど私が言ったことが、崇裕を傷付けたんだ、、、
訳もわからずに、情けなくなって涙が出た。
いつも穏やかな崇裕の、あんな顔初めて見た…。
ごめんね、、ごめんね崇裕、、。
ごめんね、、、、、。
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年7月17日 20時
