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「…あかんって、…そんな、別れるなんておかしいやん。
俺のこと嫌いになったわけやないやろ？病気のせいで別れるなんて絶対嫌やで。そんなん関係あらへん。病気やってAはAや。俺は、出来る限りAとおりたい。」
『……だけど、、、もう今まで通りには行かないよ、！
自分でも分かるの、私は崇裕の邪魔にしかならない、っ！！』
「………邪魔、、、？
Aが、邪魔になんて……なるわけ無いやろ、、、、！？」
『、、っ、』
「……A、、。
ちゃんと話したことなかったけど……、俺はほんまに将来Aと家族になるつもりやった。今でもそれは変わってへん。
中途半端な気持ちやない。それはAやって分かってくれとったやろ？」
『……っ、』
「もちろんご両親と暮らすんを否定しとるわけやない。ご両親やってAのそばに居りたい気持ちは俺にやって分かる。
やけど…俺や力不足かもしれへんけど、できることはなんでもやりたいねん。
Aやってそうやったやん。
俺が怪我した時も病気になった時も、ずっと隣で支えてくれたやん。
今度は俺の番やん。俺が支える番やん。」
『だけど！治らないんだよ、私は、、！迷惑だっていっぱいかけて、、崇裕に無理させることになる！』
「ええやんか…！
Aやって仕事で忙しい時も毎日病院きてくれたやん。俺が寝込んだ時やって締切ギリギリやったのにずっと看病してくれてたやん！」
『、、、っ、』
「迷惑やって思っとった？こんなんやったら別れた方がええって思っとったん？」
『そんなわけない！！迷惑なんてひとつも！！』
「ほんなら分かるやろ、、っ、俺も一緒や…。
俺にやってAのこと、支えさせてほしいねん。支えてもらってばっかやんか、俺……」
『、だけど、、』
「…俺はこの仕事やから、時を待たな家族にはなれへん。やけどせめて、それらしいことさせてくれや。
別れるなんて言わんといてや、、、、。」
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年7月17日 20時
